審査に通る確率を上げるために、事前にできる7つの対策を紹介します。各対策の詳しい解説は、関連記事へのリンクから進んでください。
対策①信用情報を3機関すべて確認する
申込み前に、自分の信用情報を3機関すべて開示請求しましょう。費用は合計3,000円程度です。
| 機関 |
主な情報 |
開示方法 |
| CIC |
クレジットカード、携帯電話、割賦販売 |
ネット即日 |
| JICC |
消費者金融、カードローン |
アプリ |
| KSC(全銀協) |
銀行ローン、奨学金 |
郵送のみ |
📖 信用情報の詳しい解説とA・Pマーク・異動の意味は:C-2 信用情報のA・Pマークとは?住宅ローン審査にどう影響するか
対策②他のローン・カード枠を整理する
カードローン、キャッシング、リボ払い、自動車ローン、奨学金など、すべての借入を整理しましょう。
| 整理対象 |
対応 |
| カードローン残高 |
完済+解約 |
| キャッシング枠 |
枠を0円に変更 |
| リボ払い残高 |
完済+解約 |
| 使っていないクレカ |
解約 |
| 自動車ローン |
完済またはおまとめ |
📖 他のローンの整理戦略の詳細は:C-1 他のローンがあっても住宅ローン審査に通る方法|借入を整理する戦略
対策③過去の延滞リスクをチェックする
気づかぬ延滞が住宅ローン審査を阻むことがあります。以下のチェックを行ってください。
- 携帯電話料金・端末分割の延滞経験
- クレジットカードの延滞経験
- 家族カードの延滞(本会員が家族の場合)
- 奨学金の延滞経験
- MNP転出時の最終月料金の払い忘れ
📖 関連する詳細記事:
対策④頭金を用意する
頭金があると、借入額が減り、審査に通りやすくなります。目安は物件価格の10〜20%です。難しければ諸費用分(物件価格の5〜10%)だけでも準備しましょう。
| 頭金の財源 |
注意点 |
| 貯金 |
無理のない範囲で(老後資金とのバランス) |
| 親からの援助 |
住宅取得資金贈与税非課税制度を活用(最大1,000万円) |
| ボーナス |
住宅ローン契約のタイミングに合わせる |
対策⑤事前審査は2〜3社に絞る
事前審査は複数の金融機関に同時に申し込みが可能ですが、5社以上に短期間で申し込むと「申込みブラック」になります。2〜3社に絞るのが安全です。
| 申込み社数 |
影響 |
| 1〜2社 |
問題なし |
| 3〜4社 |
許容範囲、慎重に |
| 5社以上 |
申込みブラックのリスク |
対策⑥ペアローン・収入合算を検討する
1人で審査に通らない場合や借入額を増やしたい場合、配偶者とのペアローンや収入合算を検討しましょう。
| 方法 |
内容 |
| 単独名義 |
1人で借入(配偶者の信用情報は不問) |
| 収入合算(連帯保証型) |
配偶者の収入50%を合算 |
| 連帯債務 |
夫婦どちらも対等な債務者(フラット35が代表) |
| ペアローン |
夫婦それぞれが独立した債務者(離婚リスク大) |
📖 夫婦の住宅ローンと配偶者の信用情報の詳細は:C-5 夫婦ダブルローン|配偶者の信用情報が不安な時の対策
対策⑦不動産会社・FPに事前相談する
不動産会社やFPは、どの金融機関が通りやすいかを知っています。審査に不安がある方は、申し込む前に相談することをおすすめします。
| 相談相手 |
メリット |
デメリット |
| 不動産会社のみ |
物件情報に詳しい |
ローンの専門知識が不足することも |
| 銀行の窓口 |
その銀行の商品に詳しい |
他行との比較ができない |
| FP(ローンに強い) |
複数金融機関の比較、原因分析も可能 |
物件情報は別途必要 |
| FP×宅建士(当社) |
ローンも物件もトータルでサポート |
— |
👨💼 FPの視点(20年の経験から)|「準備3か月」が安心の目安
住宅ローン審査の事前準備期間は、最低でも申込み3か月前から始めるのが理想です。信用情報の確認と整理、カードローン・キャッシング枠の解約、頭金の準備、銀行選び——これらすべてに、それぞれ1〜2か月のタイムラグがあります。「物件を見つけてから準備」では遅すぎる場合があります。「いつか家を買いたい」と考え始めた日から、準備をスタートしましょう。一人で進めるのが難しければ、私たちが一緒に整えます。