住宅ローンを組む際、ほぼ全ての金融機関で「団体信用生命保険(団信)」への加入が必須となります。まずは、団信の基本を確認しましょう。
団信の基本的な仕組み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 住宅ローン契約者が死亡・高度障害になった場合、保険金で残債を完済 |
| 保険料 | 通常、金融機関が負担(金利に含まれている) |
| 加入条件 | 健康告知書の提出、保険会社の審査 |
| 加入できない場合 | 多くの金融機関で住宅ローン審査も否認 |
なぜ団信に加入できないと住宅ローンが組めないのか
金融機関にとって、住宅ローンは数千万円・数十年の長期貸付です。契約者に万が一のことがあった場合、団信があれば残債は保険金で完済され、金融機関も遺族もリスクを負いません。逆に、団信がないと金融機関は貸し倒れリスクを抱えるため、団信加入を必須としているのです。
団信の告知書で聞かれる主な項目
| 告知項目 | 主な対象 |
|---|---|
| 過去3ヶ月以内の医師の治療・投薬 | 現在治療中の病気・服薬の有無 |
| 過去3年以内の手術・入院・検査 | がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病など |
| 身体障害・身体機能の障害 | 視覚・聴覚障害、肢体不自由など |
| その他の健康状態 | 精神疾患、高血圧、脂質異常症など |
⚠️ 告知義務違反は絶対にしないこと
「ばれないだろう」と持病を申告せずに加入することは絶対にやめてください。万が一のときに保険金が支払われず、残債が遺族の負担になります。さらに、後日告知義務違反が発覚すれば契約解除となり、ローンの一括返済を求められる可能性もあります。正しく告知して、合法的に通る方法を探すのが正解です。
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
「健康告知をどう書けばよいか」というご相談が多くあります。正直に書いて団信に通らなかったらどうしよう、という不安は当然です。しかし、虚偽告知のリスクと、ワイド団信などの代替策を比較すれば、正直に申告した上で別の道を探すほうが圧倒的に安全です。一人で悩まず、まずご相談ください。
