「もう40代後半だから家を買うのは遅い」「50代では住宅ローン審査が通らない」——そう思い込んでいる方は多いです。しかし、これは必ずしも事実ではありません。実際、40代後半・50代で初めて住宅を購入する方、住み替える方、町田・相模原エリアでも毎年たくさんいらっしゃいます。
住宅ローンは何歳まで組める?年齢の上限
住宅ローンの申込み年齢には、金融機関ごとに上限があります。一般的な目安は以下の通りです。
| 金融機関タイプ | 申込み年齢上限 | 完済年齢上限 |
|---|---|---|
| メガバンク | 満65〜70歳 | 満80歳 |
| 地方銀行(横浜銀行・きらぼし) | 満65〜70歳 | 満80歳 |
| ネット銀行 | 満65〜70歳 | 満80歳 |
| フラット35 | 満70歳未満 | 満80歳 |
| JA(農協) | 満70歳前後 | 満80歳 |
つまり、50代後半でも申込み自体は可能です。問題は「完済年齢80歳」までに返せる返済期間を組めるかどうか、です。
40代後半・50代の住宅取得は実は多い
国土交通省の調査によると、注文住宅・分譲戸建ての一次取得者(初めて住宅を購入する方)の年齢分布は以下のようになっています。
| 年齢層 | 一次取得者の割合 |
|---|---|
| 20代 | 約10% |
| 30代 | 約45% |
| 40代 | 約25% |
| 50代 | 約12% |
| 60代以上 | 約8% |
40代以上の住宅取得は全体の約45%に達します。「家を買う=20代・30代」というのは、もはや過去のイメージです。
40代後半・50代だからこその強み
50代の方は、20代・30代と比べて住宅ローン審査で有利な点も多くあります。
| 強み | 内容 |
|---|---|
| ① 年収が安定・高水準 | キャリアの円熟期で、生涯年収のピークに近い |
| ② 勤続年数が長い | 20年以上の勤続実績は審査で評価が高い |
| ③ 頭金を準備しやすい | これまでの貯蓄、退職金見込みなどを活用できる |
| ④ 子育てが落ち着いている | 教育費のピークを過ぎ、返済原資に余裕 |
| ⑤ ライフプランが明確 | 終の棲家を計画的に選べる |
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
40代後半・50代のご相談で最も多い誤解は、「もう遅い」というものです。実際には、20年間で多くの40代後半・50代の方が住宅ローンを組んで家を持っていらっしゃいます。20代・30代と比べて頭金が用意しやすい、勤続年数の長さが評価される、というメリットも大きい世代です。「遅い」と諦める前に、ご自身の状況に合わせた戦略を一緒に立てましょう。
