値下げの前に原因を分けると、回り道が減ります。
売れない理由の切り分け
| 原因 | 症状 | 打つ手 |
|---|---|---|
| 値段 | 問い合わせは来るが、内見後に決まらない | 価格の見直し |
| 物件 | 問い合わせ自体がほとんど来ない | 条件の整理、買取・空き家バンクへ |
| 売り方 | 掲載が少ない、掲載の内容が薄い、報告が来ない | 媒介契約の見直し、会社の変更 |
物件そのものが理由のとき|再建築不可・境界・市街化調整区域
「問い合わせが1件も来ない」場合、物件の条件そのものが理由になっていることがあります。田舎の実家でよく当たるのは次のような条件です。
- 接道がない/再建築不可 — 建て替えができないため、買い手が限られます
- 境界が確定していない — 境界標や確定測量図がないと、買主が判断できません
- 市街化調整区域 — 原則として新しく建物を建てられない区域です
- 私道・越境 — 通行や配管で隣地の承諾が要ることがあります
- 残置物が残っている — 片付けが買主の負担になります
このうち、ご自身で確かめられるのは境界の資料と残置物です。接道や区域は、物件資料と市区町村の窓口で確かめられます。
問い合わせの数が、いちばんの手がかりです
- 問い合わせが来て、内見もあるのに決まらない → 価格か、物件の状態(残置物・傷み)
- 問い合わせがほとんど来ない → 価格が相場から大きく離れているか、そもそも需要が薄い
- そもそも広告が出ていない → 売り方の問題。会社に確認してください
💡 FP細井のワンポイント本音アドバイス
まず不動産会社に「この3か月で、問い合わせが何件、内見が何件ありましたか」と聞いてください。専任媒介契約なら、定期的な報告義務があります。数字が出てくるかどうかを、まず確かめてください。
