売却の工程を、行く必要があるかどうかで分けると、次のようになります。
遠方の実家を売るときの「行く/行かない」
| 工程 | 現地に行く必要 | 補足 |
|---|---|---|
| 査定を受ける | 行かなくてよいことが多い | 室内の様子は写真・動画で共有できる |
| 不動産会社を選ぶ | 行かなくてよい | 電話・オンラインで面談できる会社が増えた |
| 媒介契約を結ぶ | 行かなくてよいことが多い | 郵送や電子契約に対応する会社がある |
| 残置物の片付け | 行ったほうがよい | 何を残し何を処分するかの判断が要る |
| 境界の確認・測量の立ち会い | 場合により必要 | 隣地の方と顔を合わせる場面がある |
| 売買契約 | 行かなくてよいことが多い | 持ち回り契約や電子契約という方法がある |
| 決済・引き渡し | 原則として行く(代理人を立てられる場合もある) | 司法書士による本人確認が必要 |
「2回前後」というのは、片付けと引き渡しを別の日に行う前提です。片付けを業者に任せ、引き渡しを代理人に委ねれば、理屈のうえでは0回にすることもできます。ただし、それがご自身にとって良い選択かは別の話です。後ほど説明します。
整理すると、現地での立ち会いが原則として必要なのは「引き渡し(決済)」、現地作業として行ったほうがよいのが「片付け」です。この2つを同じ帰省でまとめられるかが、回数を決めます。
💡 FP細井のワンポイント本音アドバイス
最初のご相談で、私はいつも「何回なら帰れますか」と伺います。回数の上限が決まれば、そこから逆算して段取りを組めます。無理のない回数を先に決めてしまうほうが、結果的に早く進みます。
