不安①「不動産会社に相談したら急かされそう」
「今が売り時ですよ」「早く動かないと損しますよ」——こういう営業トークへの不信感は、60〜80代の方からよく聞きます。特に、一人で相談に行って「なんか流れで話が進んでしまった」という経験をされた方も少なくありません。
私はFPであり、不動産会社の代表でもあります。ただ、私が大切にしているのは「一人のお客様との長いお付き合い、そしてご紹介でつながる次のご縁」です。だから「今すぐ売った方がいい」とも「もう少し待った方がいい」とも、あなたの損得だけで正直に言えます。焦って動いてもらっても、後で「こんなはずじゃなかった」と思われたら、次のご縁はつながりません。「売らなくていい」という結論になることもあります。それでいいんです。
不安②「いくらで売れるのか、相場がわからなくて不安」
「査定に来た業者によって、値段がバラバラで……どれを信じていいのか」——こういう声をよくいただきます。査定額が高い会社が必ずしも良いとは限りません。高すぎる査定は「囲い込み」のリスク。売れずに値下げを繰り返し、結果的に安く売ることになるケースがあります。
相模大野の2025年公示地価は前年比+5.85%上昇中。売るタイミングとしては良い環境ですが、「どの価格で、どの会社に頼むか」が手残り額を大きく左右します。査定を受ける前に、まず相場感を整理することが大切です。
不安③「売った後の生活が不安。老後のお金は大丈夫か」
「家を売ったらまとまったお金は入るけど、それをどう使えばいいのか」「賃貸に移ったら老後まで家賃を払い続けられるのか」——売却後の生活設計への不安は、実は売却価格への不安より大きいことが多いです。
FPに相談する本当の価値は、「売却後の資金をどう設計するか」を一緒に考えられることにあります。売って終わりではなく、売った後の20〜30年の生活まで見据えた判断ができます。