住宅ローンの相談先は、大きく分けて次の4つです。どれが正解ということはなく、それぞれ得意なことと、立場上どうしても手が届きにくいことがあります。
住宅ローンの相談先と特徴
| 相談先 | 得意なこと | 手が届きにくいこと | 費用の考え方 |
|---|---|---|---|
| 銀行(住宅ローン窓口) | 自行の商品・金利・審査の手続き | 他の金融機関との比較 | 相談は無料が一般的。借りるときに事務手数料や保証料(保証会社に支払う費用)など |
| FP(ファイナンシャルプランナー) | 家計・保険・教育費を含む資金計画 | 物件の良し悪し、審査の申込手続き | 相談料が有料の形と、商品の提案とあわせて無料の形がある |
| 不動産会社 | 物件選びと資金計画・ローン手続きを一緒に進める | 物件を買わない前提の相談は限られることも | 相談は無料が多い。売買が成立すると仲介手数料(売買の仲介をした会社への報酬) |
| 住宅ローン専門の窓口 | 複数の金融機関の商品を並べて紹介 | 家計全体や物件の中身 | 相談は無料が多い。仕組みは窓口ごとに違うので最初に確認 |
町田駅や相模大野駅、橋本駅の周辺には、銀行の支店や住宅ローンの相談窓口、不動産会社が集まっています。選択肢が多いぶん、「とりあえず近いところ」で決めてしまいがちですが、相談先によって得られる答えの種類が違うことを知っておくと、遠回りを防げます。
なお、町田市は東京都、相模原市は神奈川県ですが、住宅ローンの仕組みそのものは都県で変わりません。変わるのは、市ごとの子育て支援や住宅関連の補助制度などです。両市にまたがって物件を探す場合は、ローンの相談とは別に、各市の公式サイトで制度を確かめておきましょう。
相談先選びで遠回りになりやすいパターン
- 最初に行った1か所の答えだけで、借入額を決めてしまう
- 「いくら借りられるか」だけを聞いて、「毎月いくらなら返せるか」を考えないまま物件を探し始める
- 物件の申込みを先に済ませてから、慌ててローンの相談を始め、売買契約やローン特約の期限に間に合わせるのに追われる
- 相談料や手数料の仕組みを確かめないまま、話を進めてしまう
💡 FP細井のワンポイント本音アドバイス
「どこに相談するか」の前に、「何を決めたいのか」を1行で書き出してみてください。「金利タイプを決めたい」「いくらまでの物件を探せばいいか知りたい」など、目的がはっきりすると、相談先も自然に決まります。
