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【町田・相模原】夫婦ダブルローン|配偶者の信用情報が不安な時の対策

2026年6月10日

「ペアローンを組みたいけど、配偶者の信用情報が不安…」
「妻(夫)に過去の延滞があるかもしれない…」
「配偶者に信用情報の話をどう切り出せばいいかわからない…」

結論から言えば、配偶者の信用情報に不安があっても、夫婦で住宅ローンを組む道はいくつもあります。単独名義に切り替える、収入合算の方法を変える、連帯保証人として参加してもらう——状況に応じた選択肢があります。

この記事では、町田市・相模原市エリアで20年間1,000件以上の住宅ローン相談を受けてきたFP×宅建士が、夫婦ダブルローンの基本、配偶者の信用情報を確認する方法、過去に延滞や債務整理がある場合の対処法、夫婦のさまざまな状況での実例を、丁寧に解説します。

目次

目次

この記事でわかること

夫婦で住宅ローンを組む4つの方法とそれぞれの特徴

夫婦で住宅ローンを組む方法は、大きく分けて4つあります。それぞれ、配偶者の信用情報への依存度が違いますので、まず基礎から押さえましょう。

4つの方法の比較表

方法 債務者 配偶者の信用情報への影響 団信
① 単独名義 本人のみ 原則影響なし 本人のみ
② 収入合算(連帯保証型) 本人(配偶者は保証人) 配偶者の信用情報も審査対象 本人のみ
③ 連帯債務型 本人+配偶者(連帯) 配偶者の信用情報も審査対象 本人のみ(機構団信は配偶者も可)
④ ペアローン 夫婦それぞれが独立した債務者 配偶者の信用情報が独立審査 夫婦それぞれ加入

単独名義|配偶者の信用情報に左右されない選択

ご本人だけが住宅ローンの債務者となる方式です。配偶者の信用情報は原則として審査対象外になるため、配偶者に過去の延滞・債務整理がある場合の選択肢として有効です。

ただし、借入額はご本人の年収のみで決まります。夫婦合算より借りられる額は減りますが、「ご本人の年収だけで希望物件が買える」のであれば、最もシンプルでリスクの低い方法です。

収入合算(連帯保証型)|配偶者の信用情報も見られる

主債務者がご本人、配偶者が連帯保証人となる方式です。配偶者の年収を一部(50%程度)合算できるため、借入額を増やせます。ただし、配偶者の信用情報も審査対象になります。

「配偶者の信用情報がクリアかどうか不明」な状況では、この方式はリスクがあります。後述する「事前確認」が必須です。

連帯債務型|夫婦どちらも対等な債務者に

夫婦どちらもが対等に債務者となる方式です。フラット35が代表的です。連帯保証型と違って、配偶者も100%住宅ローン控除の対象になります(持分に応じて)。

こちらも配偶者の信用情報が審査対象です。配偶者の信用情報に不安がある場合は要注意です。

ペアローン|夫婦それぞれが独立した住宅ローン

夫婦それぞれが独立した住宅ローンを組む方式です。例えば「夫2,000万円+妻2,000万円=合計4,000万円」のように、それぞれが別契約になります。夫婦それぞれが独立した審査を受けるため、配偶者の信用情報の影響を切り分けやすい一方、離婚時のローン整理が極めて複雑になるという大きなリスクもあります。

⚠️ ペアローンの離婚リスク

ペアローンは夫婦それぞれが独立した債務者になるため、離婚しても夫婦の片方がローンを「降りる」ことが極めて難しいです。離婚後も両方が返済を続ける、または家を売って完済する、という選択になりがちです。「絶対に離婚しない」と思っていても、人生何があるかわかりません。ペアローンを選ぶ前に、リスクを十分理解してください。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)|「ペアローンありき」で考えない

不動産会社や銀行の窓口で「ペアローンで借入額を増やしましょう」と提案されることが多いですが、必ずしもそれが正解とは限りません。配偶者の信用情報、健康状態、将来の働き方(育休・退職等)、離婚リスクなど、検討すべき要素はたくさんあります。「借入額が増える」というメリットだけでなく、4つの方法それぞれのリスクを比較した上で選ぶことが大切です。一人で判断しにくい部分は、ぜひFPにご相談ください。

配偶者の信用情報が不安な時の見極め方

「配偶者の信用情報が大丈夫か不安」というご相談は、町田・相模原エリアでも非常に多くいただきます。信用情報の傷は、誰にでもあり得るものです。決して特殊な話ではありません。

配偶者の信用情報に「赤信号」が立つ可能性のあるサイン

以下のような心当たりがある場合、配偶者の信用情報に問題がある可能性があります。

サイン 信用情報への影響
過去にクレジットカードの支払いを遅らせたことがある 「A」「P」マークが残る可能性
携帯電話料金や端末分割払いを延滞したことがある 信用情報に登録されている可能性
カードローン・キャッシングを利用していた・している 残高がある場合は借入として認識
過去に債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)をした 5〜10年間「異動」記録
過去に複数のローンに短期間で申し込みをした 申込ブラック(6ヶ月)
奨学金の返済を遅らせたことがある JASSO含め信用情報に登録
家賃を保証会社経由で支払い・遅延歴あり 一部の保証会社は信用情報に登録

信用情報のA・Pマークとは|簡単に解説

信用情報を開示請求すると、各取引に「A」「P」「$」などの記号が記載されます。簡単に意味を整理しましょう。

記号 意味 住宅ローン審査への影響
$ 請求通り入金(正常) 問題なし
A 本人都合での未入金(延滞) マイナス影響あり
P 一部入金(請求額未満の支払い) マイナス影響あり
R 本人以外の事由による未入金 銀行による
異動 61日以上の延滞、債務整理など ほぼ通らない

※信用情報の記号体系について、より詳しくは【町田・相模原】信用情報のA・Pマークとは?住宅ローン審査にどう影響するかもご覧ください。

配偶者の信用情報「不安レベル」を判定する

配偶者の状況に応じて、不安レベルを以下のように判定できます。

状況 不安レベル 推奨対応
クレカ・ローン延滞経験なし、現在の借入なし そのまま夫婦ローン検討可
過去にうっかり延滞経験あり(数日程度) 開示請求で状況確認
過去に長期延滞、または現在も借入がある 開示請求必須、戦略検討
過去に債務整理・自己破産経験あり 最高 単独名義での申込みを検討

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)|「自分は大丈夫」でも調べる価値はある

「配偶者は几帳面だから延滞なんてない」と思っていても、本人が忘れている延滞や、家族カードの利用が信用情報に乗っていることがあります。不安レベル「低」の方でも、住宅ローン申込み前に一度は開示請求しておくのが安心です。「念のため確認」が、後の審査落ちを防ぎます。

配偶者の信用情報を確認する方法と話し方

配偶者の信用情報を確認するには、配偶者ご本人が開示請求する必要があります(他人が代理で開示請求することはできません)。ここで多くの方が悩むのが、「配偶者に信用情報の話をどう切り出すか」です。

配偶者に信用情報の開示請求を依頼する話し方

配偶者を傷つけずに、信用情報の確認をお願いする話し方を整理します。

シーン 悪い言い方(NG) 良い言い方(OK)
切り出し 「あなた何か延滞してない?」 「住宅ローンの審査、私たち夫婦で一緒に準備しようよ」
開示請求の依頼 「あなたの信用情報、調べさせて」 「私も自分の信用情報を出すから、お互いの状況を確認しておこう」
記号の確認時 「Aがあるじゃない!」 「ここに記号があるね、これがあるとどう影響するか調べてみよう」
過去の延滞を発見した時 「なんで言わなかったの?」 「これがあったんだね、対策は色々あるみたいだから一緒に考えよう」

「夫婦どちらも開示請求する」のがコツ

配偶者だけに開示請求を求めると、相手は「自分が疑われている」と感じます。「夫婦どちらも一緒に開示請求する」と提案するのがコツです。

「住宅ローン審査の準備として、お互いの信用情報を出しておこう」「自分も家族カードとか、忘れている延滞があるかもしれないし」と話せば、自然な流れで配偶者も応じてくれます。

開示請求の3つの機関と方法

日本には3つの信用情報機関があり、それぞれ別個に開示請求が必要です。

機関名 主な加盟会社 開示請求方法 費用
CIC クレジットカード会社、信販会社、消費者金融 インターネット・郵送・窓口 500-1,500円
JICC 消費者金融、信販会社、クレジット会社 アプリ・郵送・窓口 500-1,000円
KSC(全銀協) 銀行、信用金庫、信用組合 郵送・窓口 1,000円

住宅ローンの審査では3機関すべての情報が見られる可能性があるため、3機関すべてに開示請求するのが安全です。費用合計2,500-3,500円程度。「念のため」の保険です。

配偶者が開示請求に応じない場合の対応

配偶者が「自分の信用情報なんて見られたくない」「過去のことは詮索しないで」と開示請求を拒むケースもあります。これは決して珍しい話ではありません。

こうした場合の対応は、以下の通りです。

対応 詳細
① 単独名義での申込みを検討 配偶者の信用情報を不要とする方法
② 第三者(FP・カウンセラー)を交える 夫婦だけで話せない時の選択肢
③ 配偶者だけで開示請求してもらう 結果を見せてもらわなくても、結果次第で対応を相談

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)|「夫婦の信頼関係」と「住宅ローン」を切り分ける

配偶者の信用情報の話は、夫婦間の繊細なテーマです。「過去の延滞=パートナーへの裏切り」と感じる方もいらっしゃいます。大切なのは、信用情報の傷=人間性の問題ではないということです。若い頃のうっかり延滞、家計が苦しい時期の支払い遅れ——誰にでもあり得ます。「夫婦の信頼関係」と「住宅ローン審査の事実」を切り分けて、冷静に進めていきましょう。お一人で抱え込まず、第三者として私たちFPもお手伝いします。

配偶者の信用情報に問題があった時の5つの対処法

開示請求の結果、配偶者の信用情報に「A」「P」「異動」などの記録が見つかった場合の対処法を5つご紹介します。

対処法① 本人単独名義に切り替える

最もシンプルな対処法です。配偶者を住宅ローンの債務者・連帯保証人にせず、ご本人だけで申込みます。配偶者の信用情報は審査対象にならないため、過去の延滞や債務整理があっても影響しません。

ただし、借入額はご本人の年収のみで決まります。希望物件の価格に届くか、頭金で補えるか、検討する必要があります。

対処法② 信用情報の記録が消えるまで待つ

信用情報の記録は、永久に残るわけではありません。一定期間が経過すれば消えます。

記録の種類 保有期間
クレジットカードの延滞 完済から5年
カードローンの延滞 完済から5年
任意整理 完済から5年
個人再生 5〜10年(機関により異なる)
自己破産 5〜10年(機関により異なる)
申込み履歴 6ヶ月

「あと半年待てば消える」「あと2年で消える」というケースなら、購入時期を調整することも一つの選択肢です。

対処法③ 現在の借入を完済する

配偶者にカードローン・キャッシング・リボ払いなど現在進行中の借入がある場合、それが住宅ローン審査に大きく影響します。

住宅ローン申込み前に、これらの借入を完済+解約しておくのが鉄則です。完済だけでは「枠がある=借入可能」と見なされるため、解約までセットで行います。

対処法④ 信用情報に寛容な金融機関を選ぶ

金融機関によって、信用情報の傷への寛容度は異なります。

金融機関タイプ 信用情報への寛容度
メガバンク 厳しい
地方銀行(横浜銀行・きらぼし) 柔軟な対応も可能
ネット銀行 厳しい
フラット35 独自基準、銀行が落ちても通る場合あり
ろうきん 労働者向けで柔軟

対処法⑤ 配偶者の信用情報を「育てる」

過去に延滞経験があっても、その後正常な利用を続けることで、信用情報は「育て直す」ことができます。

育てる方法 期間の目安
クレジットカードを毎月正常に支払う 6ヶ月-1年で「$」記録が積み重なる
携帯電話料金を遅延なく支払う 同上
使わないカードを解約する すぐに反映
新規ローンに申し込まない 申込みブラックを避ける

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)|「諦める前に複数の道を検討する」

配偶者の信用情報に問題があると、「住宅ローンは無理」と諦めてしまう方が多いです。しかし、上記5つの対処法を組み合わせれば、ほとんどのケースで道は開けます。例えば「単独名義+信用情報育成中+地銀での申込み」のような組み合わせで、希望物件を購入できた事例はたくさんあります。一人で判断せず、複数の選択肢を比較できる専門家にご相談ください。

夫婦単独名義 vs 収入合算 vs ペアローン|状況別の最適解

夫婦の状況によって、最適な住宅ローンの組み方は変わります。代表的なパターンを整理します。

夫婦の状況別・推奨方式マトリックス

状況 推奨方式 理由
配偶者の信用情報に「A・P」がある 単独名義 配偶者の信用情報を審査対象から外せる
配偶者が過去に債務整理経験 単独名義 「異動」記録の影響を回避
夫の年収では足りない・妻はパート 収入合算(連帯保証型) 妻の収入50%を合算可能
妻が育休中・産休中 収入合算(復帰後の年収で審査) 復帰見込みを書類で証明
夫婦どちらも非正規雇用 連帯債務(フラット35) フラット35は雇用形態に柔軟
夫婦とも安定した正社員・信用情報クリーン ペアローン 借入額最大、控除も2人分
離婚リスクを意識する 単独名義 離婚時のローン整理がシンプル

配偶者が外国籍の場合の特別対応

夫婦のどちらかが外国籍の場合、住宅ローン審査には在留資格と居住期間が影響します。

在留資格 住宅ローン審査
永住者 日本人と同等の扱い、ほぼ全ての金融機関で対応
日本人の配偶者等 多くの金融機関で対応、永住申請中だとなお良い
定住者 地銀・フラット35で対応の可能性
就労ビザ(技術・人文知識等) 選択肢限定、フラット35が中心
留学・特定活動等 原則対応不可、永住権取得を待つ

事実婚・内縁関係の場合の選択肢

法律婚していない事実婚カップルの場合、夫婦としての住宅ローン(収入合算・ペアローン等)は原則として組めません。ただし、選択肢はあります。

選択肢 詳細
① 単独名義+片方が住む 主たる稼ぎ手が単独で借入
② フラット35の「同性パートナーシップ」「事実婚」対応 住宅金融支援機構は2021年以降、対応を拡大
③ 法律婚を選択 状況によっては入籍を選ぶ夫婦も

事実婚の方は、フラット35が現実的な選択肢です。事実婚契約書、住民票上の続柄(妻(未届)等)、生活実態を示す書類などで、住宅ローンを組めるケースがあります。

育休・産休中の妻を収入合算するための条件

育休・産休中は一時的に給与が下がりますが、復帰見込みがあれば、復帰後の年収を審査対象にしてくれる金融機関があります。

必要書類 内容
休業前の源泉徴収票 休業前の年収を証明
育休期間を示す書類 会社発行の証明書
復職証明書 会社発行、復職時期と予定年収を記載
育児休業給付金の通知 支給状況の確認

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)|「正解」は夫婦ごとに違う

夫婦の住宅ローンの組み方に「絶対の正解」はありません。同じ年収・家族構成でも、信用情報・健康状態・将来の働き方・離婚リスクの感じ方によって、ベストな方式は変わります。ネット記事の「ペアローン推奨」「単独名義のほうが安全」といった一律のアドバイスを鵜呑みにせず、お一人おひとりの状況に合わせて、ベスト・ベターな選択肢を相談しながら一緒に進めましょう。

【実例】微妙なケースの夫婦ダブルローン 8選

町田市・相模原市エリアで、当社が実際にお手伝いした「借り入れが微妙な」夫婦のケースをご紹介します。個人情報配慮のため、年齢・年収などは一部ぼかしてあります。

ケース①:妻の信用情報にA・Pマークあり→夫の単独名義で承認

📍 町田市・Yさんご夫婦(夫38歳・妻36歳)

状況 ペアローン希望で開示請求 → 妻のCICにA・Pマーク発覚(数年前のクレカ延滞)
年収 夫620万円(正社員・勤続15年)+妻380万円(看護師・正社員)
希望借入額 4,200万円(当初ペアローン希望)
対策 夫の単独名義に切替え、借入額を3,500万円に圧縮、頭金を増額
結果 横浜銀行で夫単独名義で承認、妻の信用情報は問わず

ケース②:夫が10年前に債務整理→単独名義で妻が主債務者に

📍 相模原市・Zさんご夫婦(夫42歳・妻40歳)

状況 夫が独身時代(10年前)に任意整理経験、現在は信用情報の記録は消えているが念のため妻名義を選択
年収 夫450万円+妻520万円(妻のほうが年収高い)
希望借入額 3,200万円
対策 妻を主債務者、夫を連帯保証人として収入合算
結果 きらぼし銀行で妻主債務者として承認、夫の収入も合算

ケース③:夫の年収では届かない・妻はパート→収入合算で承認

📍 町田市・Aさんご夫婦(夫35歳・妻33歳)

状況 夫の年収だけでは希望物件に届かず、妻は子育てでパート勤務
年収 夫420万円(正社員・勤続8年)+妻120万円(パート・同職場4年)
希望借入額 3,400万円
対策 妻のパート年収の50%を合算(妻が同職場で安定して4年勤務している点を評価)
結果 横浜銀行で収入合算(連帯保証型)で承認

ケース④:妻が育休中→復帰見込みで収入合算

📍 相模原市・Bさんご夫婦(夫34歳・妻32歳)

状況 第一子出産後、妻は育休中、半年後に復職予定
年収 夫580万円(正社員)+妻480万円(復職後見込み・現在は育児給付金のみ)
希望借入額 3,800万円
対策 妻の復職証明書・休業前源泉徴収票を提出、復職後年収で合算審査
結果 住信SBIネット銀行で妻の復職年収を合算して承認

ケース⑤:夫婦どちらも非正規雇用(派遣+契約)→フラット35で連帯債務

📍 町田市・Cさんご夫婦(夫37歳・妻35歳)

状況 夫は派遣社員(同派遣先6年)、妻は契約社員(同職場5年)、共に正社員ではない
年収 夫420万円+妻360万円=合計780万円
希望借入額 3,000万円
対策 銀行は非正規雇用に厳しいため、フラット35の連帯債務型で申込み
結果 フラット35で連帯債務として承認、子育てプラスも適用

ケース⑥:配偶者が外国籍(永住権なし)→在留資格と居住歴で対応

📍 相模原市・Dさんご夫婦(夫41歳日本人・妻38歳外国籍)

状況 妻は「日本人の配偶者等」の在留資格、永住権申請中、日本居住15年
年収 夫680万円+妻420万円(共に正社員)
希望借入額 4,000万円
対策 夫の単独名義で申込み、永住権取得後にペアローン化検討
結果 横浜銀行で夫単独名義で承認(妻の収入合算なし)

ケース⑦:事実婚カップル→フラット35で対応

📍 町田市・Eさんカップル(男性40歳・女性38歳)

状況 10年以上の事実婚関係、住民票で「妻(未届)」表記、お子様1人
年収 男性580万円+女性450万円
希望借入額 3,600万円
対策 銀行各行は事実婚に対応していないため、フラット35の事実婚対応で申込み
結果 フラット35で連帯債務として承認(事実婚契約書を提出)

ケース⑧:【参照用】簡単に通った典型例(夫婦とも正社員・信用情報クリーン)

📍 相模原市・Fさんご夫婦(夫32歳・妻30歳)

状況 夫婦とも正社員、信用情報に問題なし、長期勤務、いわゆる「典型的に通る例」
年収 夫520万円+妻420万円
結果 ペアローンで複数の金融機関から選び放題、住信SBIネット銀行で承認
※こうしたケースは「特に困難なし」のため、本記事では詳細は割愛します。微妙なケースのほうが現場では多い、というのが実感です。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)|「微妙なケース」こそ専門家が必要

上記の8ケース中7ケースは、いずれも「ネット記事の典型例には当てはまらない、微妙なご夫婦」です。大手不動産屋・銀行窓口では断られたり、画一的な提案で終わったりするケースが、当社では多くの選択肢を組み合わせて成約に至っています。「他で断られた」「自分たちのケースは特殊」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの状況に合わせて、ベスト・ベターな道を一緒に探します。

20年の経験から伝えたいFPのアドバイス

夫婦で住宅ローンを検討する方に、必ずお伝えしている7つのアドバイスです。

夫婦ダブルローンを成功させる7つのコツ

ポイント 詳細
① 4つの方式の違いを理解する 単独名義・収入合算・連帯債務・ペアローンの違いを把握
② 配偶者の信用情報を事前に確認 夫婦どちらも開示請求、申込み前に状況を把握
③ ペアローンは「最後の選択肢」 離婚リスクが大きい、他の方法で届くなら避ける
④ 配偶者の話し方を工夫する 「お互いに確認しよう」と提案、責める言い方は避ける
⑤ 信用情報の傷=人格否定ではない 夫婦の信頼と住宅ローンの事実は別物
⑥ 「微妙なケース」こそ専門家に相談 ネット情報では判断しきれない、一人で抱え込まない
⑦ 離婚リスクを織り込む 万が一に備えた組み方、頭金の出資比率に注意

こんな夫婦は早めにご相談ください

状況 急ぐ理由
配偶者の信用情報がわからない 申込み前に開示請求すべき、対策に時間が必要
配偶者に過去の延滞・債務整理経験あり 記録が消えるタイミングを逆算した計画が必要
妻が育休中で復職時期が未定 復職証明取得のタイミング調整
夫婦どちらも非正規雇用 フラット35など適切な金融機関選定
配偶者が外国籍・在留資格が永住者でない 永住権申請のタイミング検討
事実婚カップル 事実婚契約書の準備、フラット35申込みの段取り

申し込み前のチェックリスト

チェック項目
☐ 夫婦どちらも信用情報を開示請求した(CIC・JICC・KSCの3機関)
☐ 4つの方式(単独名義・収入合算・連帯債務・ペアローン)の違いを理解した
☐ 配偶者の信用情報に問題があった場合の対処法を検討した
☐ 現在のカードローン・キャッシング・リボ払いを確認した
☐ 育休・産休中の収入合算の可能性を検討した(該当する場合)
☐ 離婚リスクと頭金の出資比率を話し合った
☐ 在留資格・事実婚など特殊事情を整理した(該当する場合)
☐ FPに相談して、最適な方式を一緒に検討した

💡 FPからのメッセージ

20年間、夫婦の住宅ローンご相談を受けてきましたが、「微妙なご夫婦」のほうが、実は現場では圧倒的に多いです。ネット記事に出てくる「典型例」のご夫婦のほうがレアケースです。配偶者の信用情報、雇用形態、家族関係、在留資格——どんなご事情でも、必ず道はあります。一人で悩まず、配偶者とも話しにくいことは、第三者の私たちにお話しください。お二人にとってベスト・ベターな選択肢を、一緒に見つけましょう。

まとめ|配偶者の信用情報が不安でも、夫婦で家を持つ道はある

  1. 夫婦で住宅ローンを組む方法は4つ:単独名義・収入合算・連帯債務・ペアローン
  2. 単独名義なら配偶者の信用情報は問われない:配偶者にA・P・異動などがあるご夫婦の有力な選択肢
  3. 配偶者の信用情報は夫婦で一緒に確認:「お互いに開示請求しよう」と提案する
  4. 5つの対処法を組み合わせる:単独名義・時間を待つ・完済・銀行選び・信用情報育成
  5. 育休・産休中でも収入合算は可能:復職証明書で復帰後年収を審査対象に
  6. 外国籍配偶者・事実婚も道はある:在留資格・フラット35の対応制度を活用
  7. ペアローンは離婚リスクが大きい:他の方法で届くなら避けるのが安全

配偶者の信用情報が不安な方、ぜひご相談ください

FPマイスターホームでは、夫婦の住宅ローン相談を多数お手伝いしてきました。配偶者の信用情報に不安がある方、過去に延滞・債務整理の経験がある方、夫婦どちらも非正規雇用の方、配偶者が外国籍の方、事実婚の方——どんなご事情でも、ご夫婦お一人ずつのお話を丁寧にお伺いします。

「配偶者に信用情報の話をどう切り出せばいいか」「妻の育休中でも住宅ローンを組めるか」「ペアローンと単独名義、どちらが安全か」——どんなご質問もお気軽にどうぞ。

🙌 相談は完全無料、秘密厳守でご対応します。LINEからのご相談も歓迎です。

細井誠

FPマイスターホーム 代表

細井 誠(宅地建物取引士・AFP)

💡 FPからのワンポイント

ご夫婦の住宅ローンも諦めなくて大丈夫です。これまでの経験を生かして、お一人おひとりの状況に合わせて、最適な金融機関、最適な不動産の取得方法を相談しながら一緒に進めます。配偶者の信用情報に不安がある方、過去に延滞や債務整理の経験がある方、夫婦どちらも非正規雇用の方、配偶者が外国籍の方、事実婚の方、育休・産休中の方──どんなご事情でも、ご夫婦お一人ずつのお話を丁寧にお伺いします。配偶者に聞きにくいことも、第三者として一緒に整理しましょう。一人で悩んだり、ネット検索だけでは読み取れないことが多々あります。LINEからでも結構ですので、お気軽にご相談ください。

詳しくは、お気軽にご相談ください。町田・相模原在住40年・FP×宅建士が親身にお答えします。

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