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不動産コラム

【町田・相模原】失敗しない土地探しのコツ10選|見落としがちなチェックポイントをFPが徹底解説

2025年12月15日

「土地を買って注文住宅を建てたい」
「でも、土地探しで失敗したくない…」

結論からお伝えすると、土地探しは「見えない部分」のチェックが最も重要です。日当たりや広さは見ればわかりますが、法規制、地盤、インフラ、将来の周辺環境など、プロでないと気づきにくいポイントがたくさんあります。

この記事では、町田市・相模原市エリアで40年以上不動産を見てきたFP×宅建士が、土地探しで失敗しないための10のコツと、見落としがちなチェックポイントを徹底解説します。

この記事でわかること

土地探しの基本|まず決めるべき3つのこと

土地探しを始める前に、まず3つのことを決めましょう。

1. 予算を決める

項目 内容
総予算 土地+建物+諸費用の合計。年収の5〜7倍が目安
土地の予算配分 総予算の30〜40%が目安。建物にこだわるなら土地を抑える
諸費用の目安 土地価格の10〜15%(仲介手数料、登記費用、地盤改良等)

2. エリアを決める

決めること ポイント
通勤・通学 最寄り駅、駅からの距離、通勤時間の許容範囲
生活利便性 スーパー、病院、学校へのアクセス
優先順位 駅近 vs 広さ、利便性 vs 静かさ、どちらを優先するか

3. 土地の広さを決める

家族構成 建物の目安 土地の目安(建ぺい率50%の場合)
夫婦2人 25〜30坪 30〜40坪
夫婦+子ども1人 28〜33坪 35〜45坪
夫婦+子ども2人 32〜38坪 40〜50坪
二世帯住宅 45〜55坪 55〜70坪

💡 在住40年のFPの視点

土地探しで最も多い失敗は「土地に予算を使いすぎて、建物で妥協する」こと。土地は一度買ったら変えられませんが、建物は将来リフォームできます。バランスが大切です。

失敗しない土地探しのコツ10選

土地探しで後悔しないための10のコツをご紹介します。

No. コツ ポイント
1 用途地域を確認する 建てられる建物の種類・高さ・大きさが決まっている
2 建ぺい率・容積率を確認する 土地に対して建てられる建物の大きさの上限
3 接道状況を確認する 建築基準法の道路に2m以上接しているか
4 地盤の強さを調べる 軟弱地盤だと地盤改良に100〜200万円かかることも
5 ハザードマップを確認する 洪水、土砂災害、地震のリスクをチェック
6 上下水道・ガスを確認する 引き込みがないと数十万〜100万円以上かかる
7 境界を確認する 境界杭があるか、境界確定しているか
8 日当たり・風通しを確認する 周囲の建物の影響、季節による変化
9 周辺環境の将来を予測する 隣地に何が建つ可能性があるか
10 複数回・複数の時間帯で見る 朝・昼・夜、平日・休日で印象が変わる

💡 特に重要な3つ

10のコツの中で特に重要なのは、①用途地域・建ぺい率④地盤⑥インフラです。これらは後から変えられず、追加費用が発生する可能性があります。以下で詳しく解説します。

【法規制】建てられる家が制限される?

土地には様々な法規制があり、「買ったけど思った家が建てられない」という失敗も。必ず確認しましょう。

用途地域とは

都市計画法で定められた土地の使い方のルール。住宅が建てられるかどうか、周辺に何が建つ可能性があるかがわかります。

用途地域 特徴 住環境
第一種低層住居専用地域 低層住宅のみ。店舗・事務所は原則不可 ◎ 最も静か
第二種低層住居専用地域 低層住宅中心。小規模な店舗OK ○ 静か
第一種中高層住居専用地域 中高層住宅OK。マンションが建つ ○ やや賑やか
第一種住居地域 住居中心だが店舗・事務所も可 △ 賑やか
準住居地域 道路沿いの地域。店舗・事務所多い △ 騒がしいことも
近隣商業地域・商業地域 商業施設が中心。住宅も建てられる × 住環境には不向き

建ぺい率・容積率とは

用語 意味 例(100坪の土地)
建ぺい率 敷地面積に対する建築面積(1階部分)の割合 建ぺい率50%→1階は最大50坪まで
容積率 敷地面積に対する延床面積(全フロア合計)の割合 容積率100%→延床面積は最大100坪まで

建ぺい率・容積率の具体例

土地の広さ 建ぺい率 容積率 建てられる家
40坪 50% 100% 1階20坪×2階建て=延床40坪まで
40坪 60% 200% 1階24坪×3階建て=延床72坪まで
30坪 40% 80% 1階12坪×2階建て=延床24坪まで

その他の規制

規制 内容 影響
高さ制限 建物の高さの上限(10m、12mなど) 3階建てが建てられない場合も
北側斜線制限 北側隣地への日照を確保するための制限 北側の建物高さが制限される
道路斜線制限 道路の日照・通風を確保するための制限 道路側の建物高さが制限される
セットバック 前面道路が4m未満の場合、道路中心から2m下がる 敷地が狭くなる
防火地域・準防火地域 建物の構造に制限がある 建築コストが上がることも

💡 在住40年のFPの視点

「土地が安い!」と思ったら、建ぺい率40%で思ったより大きな家が建てられなかった…というケースがあります。土地の価格だけでなく、「どんな家が建てられるか」を必ず確認してください。

【地盤・災害】見えないリスクをチェック

土地の「見えない部分」で最も重要なのが地盤と災害リスクです。

地盤の確認方法

方法 内容 費用
地盤サポートマップ(無料) ネットで地盤の強さの目安がわかる 無料
古地図の確認 昔は田んぼ・沼だった場所は軟弱地盤の可能性 無料
地名の確認 「沼」「池」「田」「谷」がつく地名は要注意 無料

地盤改良が必要な場合の費用

工法 概要 費用目安
表層改良 地表から2m程度をセメントで固める 30〜50万円
柱状改良 セメントの柱を地中に作る 50〜100万円
鋼管杭 鋼管の杭を深くまで打ち込む 100〜200万円

ハザードマップで確認すべきこと

種類 確認すること 確認方法
洪水ハザードマップ 河川氾濫時の浸水想定深さ 市区町村のHPで確認
土砂災害ハザードマップ 土砂災害警戒区域に入っていないか 市区町村のHPで確認
地震ハザードマップ 液状化リスク、揺れやすさ J-SHISで確認

町田・相模原エリアで注意すべきエリア

リスク 注意エリア
洪水 境川沿い、恩田川沿い、相模川沿い
土砂災害 丘陵地の斜面、崖の近く(鶴川、玉川学園、緑区の一部)
軟弱地盤 旧河川敷、埋立地、昔田んぼだった場所

💡 在住40年のFPの視点

町田・相模原エリアは丘陵地が多く、擁壁(ようへき)のある土地も多いです。擁壁の状態が悪いと、建て替え時に多額の費用がかかることも。擁壁の有無と状態は必ず確認してください。

【インフラ】意外とかかる追加費用

上下水道・ガス・電気などのインフラ状況によっては、想定外の費用がかかることがあります。

インフラ別の確認ポイントと費用

インフラ 確認ポイント 引き込みがない場合の費用
上水道 敷地内に引き込み管があるか、口径は十分か 30〜80万円
下水道 下水道が整備されているか、接続可能か 50〜100万円
浄化槽 下水道がない場合は浄化槽が必要 80〜150万円(設置費)
都市ガス 前面道路にガス管があるか 15〜30万円
電気 電柱からの引き込み距離 通常は電力会社負担

その他の追加費用

項目 内容 費用目安
古家の解体 古家付き土地の場合、解体が必要 150〜250万円(木造30坪)
造成工事 土地の高低差を整える工事 50〜300万円(規模による)
擁壁工事 既存擁壁のやり直し 300〜700万円以上
境界確定 境界が不明確な場合の測量 30〜70万円
私道の持分取得 私道に接する土地の場合 交渉次第

⚠️ 「安い土地」には理由がある

相場より明らかに安い土地には、必ず理由があります。

  • インフラ引き込みがない
  • 地盤が弱い
  • 擁壁の作り直しが必要
  • セットバックで実質面積が減る
  • 再建築不可

「安い!」と飛びつく前に、なぜ安いのかを必ず確認してください。

【周辺環境】将来の変化も予測する

今の環境だけでなく、将来どう変わるかも重要なポイントです。

周辺環境で確認すべきこと

項目 確認ポイント
隣地の用途地域 隣が商業地域なら、将来大きな建物が建つ可能性
隣地の空き状況 空き地、駐車場、古い建物は将来変わる可能性大
南側の状況 南側に建物が建つと日当たりに影響
道路の計画 都市計画道路の予定があるか
嫌悪施設 墓地、工場、ゴミ処理場、高圧線など

時間帯・曜日で変わること

確認タイミング わかること
朝(7〜9時) 通勤時間帯の交通量、日当たり
昼(12〜14時) 日当たりの最も良い時間帯
夕方(16〜18時) 西日の入り方、帰宅時間帯の雰囲気
夜(19〜21時) 周辺の明るさ、騒音、治安
平日 近隣の生活音、工場の稼働音
休日 休日の静かさ、近隣の過ごし方
雨の日 水はけ、道路の状態

近隣への聞き込み

可能であれば、近隣の方に話を聞いてみましょう。

聞くこと 理由
この辺りの住み心地はいかがですか? 実際の住民の声が聞ける
自治会・町内会の活動は? 加入必須か、負担の程度
困っていることはありますか? 騒音、治安、ゴミなどの問題

💡 在住40年のFPの視点

私が特に重視するのは「南側の状況」です。今は日当たりが良くても、南側に空き地や駐車場があると、将来マンションが建って日当たりが悪くなる可能性があります。用途地域を確認して、何が建つ可能性があるかを把握しておきましょう。

町田・相模原エリアの土地相場と特徴

エリア別の土地相場(2025年12月)

エリア 坪単価の目安 40坪の土地価格
町田駅徒歩10分 100〜140万円 4,000〜5,600万円
町田駅徒歩15〜20分 70〜100万円 2,800〜4,000万円
鶴川駅徒歩10分 60〜80万円 2,400〜3,200万円
相模大野駅徒歩10分 80〜110万円 3,200〜4,400万円
相模大野駅徒歩15〜20分 55〜80万円 2,200〜3,200万円
橋本駅徒歩10分 70〜100万円 2,800〜4,000万円
橋本駅徒歩15〜20分 50〜70万円 2,000〜2,800万円
相模原市緑区(津久井方面) 20〜40万円 800〜1,600万円

エリア別の特徴

エリア 特徴 こんな人におすすめ
町田駅周辺 利便性◎、価格は高め、土地は狭め 利便性重視、コンパクトな家でOK
鶴川・玉川学園 閑静な住宅街、坂道多い、緑豊か 静かな環境重視、車があると便利
相模大野周辺 都心アクセス良好、商業施設充実 小田急沿線で探している人
橋本周辺 リニア開業予定、将来性◎ 将来性重視、京王/横浜線利用者
相模原市緑区 自然豊か、広い土地、価格安い 広い土地が欲しい、車必須でOK

💡 在住40年のFPの視点

町田・相模原エリアで土地を探すなら、「駅からの距離」と「土地の広さ」のバランスがポイント。駅近で広い土地は予算オーバーになりがち。駅徒歩15〜20分まで広げると、同じ予算で1.5倍くらい広い土地が見つかることも多いです。

在住40年のFPが教える|土地選びの極意

町田・相模原エリアで40年以上不動産を見てきた私から、土地選びのアドバイスをお伝えします。

1. 「100点の土地」はないと心得る

立地、広さ、価格、日当たり、地盤…すべて完璧な土地は存在しません。「絶対に譲れない条件」と「できれば欲しい条件」を分けて考え、譲れない条件をクリアしていれば前向きに検討しましょう。

2. 建築会社と一緒に探す

土地を決めてから建築会社を探すより、先に建築会社を決めて一緒に土地を探す方がスムーズです。建築会社は土地のプロでもあり、その土地にどんな家が建てられるか、追加費用がいくらかかるかをアドバイスしてくれます。

3. 「総額」で考える

土地の価格だけでなく、土地+建物+諸費用+追加費用の「総額」で考えてください。土地が安くても、地盤改良やインフラ引き込みで数百万円かかることもあります。

4. 迷ったら「立地」を優先

建物は後からリフォームできますが、土地は変えられません。迷ったときは「立地(場所)」を優先することをおすすめします。

5. 焦って決めない、でも決断する

良い土地は競争が激しく、悩んでいる間に売れてしまうことも。しかし、焦って決めると後悔の元。事前に条件を明確にしておき、条件に合う土地が出たら素早く決断できるようにしておきましょう。

在住40年のFPの本音

土地探しで最も大切なのは、「この土地で幸せに暮らせるか」を想像することです。価格、広さ、利便性…数字で比較できることはたくさんありますが、最後は「ここに住みたいか」という気持ちが決め手になります。

そして、土地探しは「縁」でもあります。何十件も見て見つからなかったのに、ふとしたきっかけで理想の土地に出会えることも。諦めずに探し続けてください。

土地探しに迷っている方は、ぜひご相談ください。地元をよく知るFPとして、あなたに合った土地選びをお手伝いします。

まとめ|失敗しない土地探し 5つのポイント

  1. 法規制を確認する。用途地域、建ぺい率・容積率で建てられる家が決まる。
  2. 地盤とハザードマップを確認する。見えないリスクが最も重要。
  3. インフラ状況を確認する。引き込み費用で数十万〜数百万円かかることも。
  4. 周辺環境の「将来」も予測する。隣地に何が建つ可能性があるか。
  5. 総額で考える。土地+建物+諸費用+追加費用をトータルで。

土地探しのチェックリスト

カテゴリ チェック項目
法規制 □用途地域 □建ぺい率・容積率 □高さ制限 □セットバック □接道
地盤・災害 □地盤の強さ □ハザードマップ □擁壁の状態
インフラ □上水道 □下水道(浄化槽) □ガス □電気
環境 □日当たり □騒音 □周辺施設 □隣地の状況 □将来の変化
その他 □境界確定 □古家の解体 □造成の必要性

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