「町田・相模原で水害リスクが低いエリアは?」
「ハザードマップってどこを見ればいいの?」
「災害リスクを考慮した家探しがしたい…」
結論から言えば、町田市・相模原市は全体的に災害リスクが低いエリアですが、河川沿いや崖の近くには注意が必要です。購入前にハザードマップで確認しましょう。
この記事では、町田市・相模原市エリアで20年間1,000件以上の不動産取引をサポートしてきたFPが、ハザードマップの見方と災害リスクの低いエリアを解説します。
ハザードマップとは?確認すべき4つの災害リスク
ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、被害範囲を地図に示したものです。家を購入する前に必ず確認しましょう。
確認すべき4つの災害リスク
| 災害の種類 |
内容 |
確認ポイント |
| ① 洪水(浸水) |
河川の氾濫による浸水被害 |
浸水想定区域、浸水深さ |
| ② 土砂災害 |
がけ崩れ、土石流、地すべり |
土砂災害警戒区域・特別警戒区域 |
| ③ 内水氾濫 |
下水道の処理能力を超える雨で浸水 |
内水浸水想定区域 |
| ④ 地震(液状化) |
地震による液状化現象 |
液状化危険度マップ |
2020年以降、ハザードマップの重要事項説明が義務化
| 項目 |
内容 |
| 義務化の時期 |
2020年8月28日〜 |
| 説明内容 |
水害ハザードマップにおける物件の所在地 |
| 対象 |
すべての不動産取引(売買・賃貸) |
| 背景 |
近年の豪雨災害の増加 |
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
以前は「駅近」「価格」「間取り」が家探しの最重要ポイントでした。しかし、近年の豪雨災害を受けて、「災害リスク」を重視するお客様が増えています。特に小さなお子様がいるご家庭や、高齢のご両親と住む方は、災害リスクの低いエリアを希望されます。
相模原市のハザードマップ|エリア別リスク解説
相模原市の災害リスクをエリア別に解説します。相模原市は3つの区(緑区・中央区・南区)に分かれています。
相模原市の主なエリアと災害リスク
| 区 |
エリア |
洪水リスク |
土砂災害リスク |
総合評価 |
| 南区 |
相模大野駅周辺 |
低い |
低い |
◎ リスク低 |
| 小田急相模原駅周辺 |
低い |
低い |
◎ リスク低 |
| 相模川沿い(当麻・下溝) |
高い |
低い |
△ 要確認 |
| 中央区 |
相模原駅周辺 |
低い |
低い |
◎ リスク低 |
| 淵野辺駅周辺 |
低い |
低い |
◎ リスク低 |
| 相模川沿い(田名・上溝) |
高い |
低い |
△ 要確認 |
| 緑区 |
橋本駅周辺 |
低い |
低い |
◎ リスク低 |
| 相模湖・藤野 |
相模川沿いは注意 |
山間部は注意 |
△ 要確認 |
| 津久井 |
道志川沿いは注意 |
山間部は注意 |
△ 要確認 |
相模原市で注意が必要な河川
| 河川名 |
流域エリア |
注意点 |
| 相模川 |
田名、上溝、当麻、下溝など |
想定最大で5m以上の浸水区域あり |
| 境川 |
相模大野の一部など |
一部で浸水想定区域あり |
| 道志川 |
津久井など |
山間部で土砂災害リスクも |
📍 相模原市ハザードマップの確認先
相模原市公式サイト|ハザードマップ
相模原市では、洪水・土砂災害ハザードマップが区ごとに公開されています。
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
相模原市は相模川沿いのエリアに要注意です。相模川は大きな河川のため、浸水想定区域では5m以上の浸水が予測されている場所もあります。一方、相模大野、淵野辺、橋本などの駅周辺は高台にあり、水害リスクは低いです。リニア開業で注目の橋本駅周辺も、災害リスクの観点からおすすめです。
ハザードマップの見方と確認ポイント
ハザードマップの見方と、確認すべきポイントを解説します。
洪水ハザードマップの色分け
| 色 |
浸水深さ |
イメージ |
リスク |
| 黄色 |
0.5m未満 |
膝下程度 |
床下浸水の可能性 |
| オレンジ |
0.5m〜3m |
1階が浸水 |
床上浸水、1階居住不可 |
| 赤 |
3m〜5m |
2階まで浸水 |
2階以上への避難必要 |
| 濃い赤 |
5m以上 |
2階以上も浸水 |
垂直避難でも危険 |
土砂災害警戒区域の種類
| 区域 |
通称 |
内容 |
建築制限 |
| 土砂災害警戒区域 |
イエローゾーン |
土砂災害のおそれがある区域 |
なし(避難体制の整備) |
| 土砂災害特別警戒区域 |
レッドゾーン |
建物倒壊など生命に危険が及ぶおそれ |
開発許可・建築確認で制限あり |
ハザードマップ確認チェックリスト
| 確認項目 |
確認内容 |
| ☐ 洪水浸水想定区域 |
色がついていないか?ついている場合は浸水深さを確認 |
| ☐ 土砂災害警戒区域 |
イエローゾーン・レッドゾーンに入っていないか |
| ☐ 内水氾濫 |
下水道の処理能力を超えた場合の浸水リスク |
| ☐ 避難場所 |
最寄りの避難場所はどこか、徒歩何分か |
| ☐ 避難経路 |
避難経路に危険な場所(川沿い、崖)はないか |
💡 便利なハザードマップ確認ツール
国土交通省|重ねるハザードマップ
住所を入力するだけで、洪水・土砂災害・津波など複数の災害リスクを一度に確認できます。物件探しの際に便利です。
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
ハザードマップは「想定最大規模」の災害を想定しています。「1000年に1度の大雨」が前提なので、実際にその通りに浸水するとは限りません。ただし、近年は「想定外」の豪雨が増えているのも事実。色がついている場所は「リスクがある」と認識して、購入を検討してください。
災害リスクと不動産価値・住宅ローンの関係
災害リスクは不動産の価値や住宅ローンにも影響します。
災害リスクが不動産価値に与える影響
| リスク区域 |
価格への影響 |
売却時の注意点 |
| 浸水想定区域(0.5m未満) |
5〜10%程度下落の可能性 |
重要事項説明で説明必須 |
| 浸水想定区域(0.5m以上) |
10〜20%程度下落の可能性 |
買主から敬遠されやすい |
| 土砂災害警戒区域(イエロー) |
5〜15%程度下落の可能性 |
重要事項説明で説明必須 |
| 土砂災害特別警戒区域(レッド) |
20%以上下落の可能性 |
建築制限あり、売却困難な場合も |
火災保険・地震保険の注意点
| 保険 |
水災補償 |
注意点 |
| 火災保険 |
水災補償をつけるかどうか選択可能 |
浸水想定区域は必ず水災補償を |
| 地震保険 |
火災保険とセットで加入 |
津波被害も地震保険で補償 |
⚠️ 水災補償をつけないリスク
火災保険の保険料を抑えるために「水災補償なし」を選ぶ方がいますが、浸水想定区域の物件では危険です。水害で家が浸水しても補償を受けられません。ハザードマップで色がついているエリアは、必ず水災補償をつけましょう。
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
災害リスクの高いエリアは「安い」理由があることを覚えておいてください。購入時は安くても、将来売却する時に買い手がつきにくい、災害で資産価値が下がるリスクがあります。「安いから」という理由だけで飛びつかず、長期的な視点で判断しましょう。
災害リスクを考慮した家探しのポイント
災害リスクを考慮しながら、理想の家を探すポイントを解説します。
災害リスクを抑える物件選びのポイント
| ポイント |
詳細 |
| ① 高台を選ぶ |
川や海から離れた高台は水害リスクが低い |
| ② 崖から離れる |
崖の上・下どちらも土砂災害リスクあり |
| ③ 地盤を確認する |
埋立地、田んぼの跡地は液状化リスクあり |
| ④ 避難場所を確認 |
避難場所まで徒歩圏内か |
| ⑤ 周辺環境を歩いて確認 |
用水路、ため池、急傾斜地がないか |
浸水想定区域の物件を検討する場合
| 対策 |
内容 |
| ① 浸水深さを確認 |
0.5m未満なら床下浸水程度、1m以上は要注意 |
| ② 建物の構造を確認 |
RC造、高基礎の建物は浸水に強い |
| ③ 2階以上を検討 |
マンションなら2階以上は浸水リスクが低い |
| ④ 水災補償を必ずつける |
火災保険の水災補償は必須 |
| ⑤ 過去の浸水履歴を確認 |
実際に浸水したことがあるか |
町田市・相模原市でおすすめのエリア
| エリア |
災害リスク |
特徴 |
| 町田駅周辺 |
◎ 低い |
高台、駅近で利便性も高い |
| 玉川学園前 |
◎ 低い |
閑静な住宅街、教育環境良好 |
| つくし野・すずかけ台 |
◎ 低い |
計画的に開発された住宅街 |
| 相模大野駅周辺 |
◎ 低い |
商業施設充実、交通利便性高い |
| 橋本駅周辺 |
◎ 低い |
リニア開業で注目、将来性あり |
| 淵野辺駅周辺 |
◎ 低い |
大学が多い文教エリア |
👨💼 FPの視点(20年の経験から)
町田市・相模原市は全体的に災害リスクが低いエリアです。ただし、「便利だから」「安いから」という理由で川沿いの物件を選ぶ方もいます。駅から少し離れても、高台で安心して暮らせるエリアを選ぶことをおすすめします。特に小さなお子様がいるご家庭は、災害リスクを最優先で考えてください。
20年間の経験から伝えたいFPのアドバイス
最後に、20年間で1,000件以上の不動産取引をサポートしてきたFPから、アドバイスをお伝えします。
災害リスクと向き合う家探しのポイント
| ポイント |
詳細 |
| ① 必ずハザードマップを確認 |
購入前に自分の目で確認することが大切 |
| ② 「安い」には理由がある |
災害リスクの高いエリアは価格が安いことも |
| ③ 現地を歩いて確認 |
地図だけでなく、実際に周辺を歩いてみる |
| ④ 火災保険の水災補償は必須 |
浸水想定区域は必ず水災補償をつける |
| ⑤ 将来の売却も考慮する |
災害リスクの高い物件は売却しにくい |
ハザードマップ確認の最終チェックリスト
| チェック項目 |
| ☐ 洪水浸水想定区域に入っていないか |
| ☐ 土砂災害警戒区域に入っていないか |
| ☐ 内水氾濫のリスクはないか |
| ☐ 液状化のリスクはないか |
| ☐ 最寄りの避難場所を確認したか |
| ☐ 過去の災害履歴を確認したか |
💡 FPからのメッセージ
20年間、町田市・相模原市で不動産取引をサポートしてきました。「駅近」「安い」だけで物件を選んで後悔した方を何人も見てきました。家は一生で最も大きな買い物。「災害で家を失う」リスクを最小限にすることも、大切な家探しのポイントです。ぜひハザードマップを確認して、安心して長く暮らせる家を見つけてください。
災害リスクを考慮した家探し、お手伝いします
FPマイスターホームでは、ハザードマップの確認から物件選びまでトータルでサポートします。
「災害リスクの低いエリアで探したい」「この物件のリスクを確認したい」という方、お気軽にご相談ください。
🙌 相談は完全無料、しつこい営業は一切いたしません。