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【町田・相模原】売買契約の注意点|地元FPが教える失敗しないポイント

2025年1月7日

「いよいよ売買契約だけど、何に気をつければいい?」
「契約書の内容、どこを確認すればいい?」
「契約後に後悔したくない…」

結論から言えば、売買契約は「契約書の内容」「手付金」「特約条項」の3つを必ず確認しましょう。一度契約すると簡単には解除できません。

この記事では、町田市・相模原市エリアで20年間1,000件以上の売買契約をサポートしてきたFPが、売買契約で失敗しないためのポイントを解説します。

この記事でわかること

売買契約とは?基本の流れを確認

まずは売買契約の基本的な流れを確認しましょう。

物件購入の全体の流れ

ステップ 内容 期間目安
① 物件探し・内覧 希望条件に合う物件を探す 1〜3ヶ月
② 購入申込み 買付証明書を提出 1日
③ 住宅ローン事前審査 銀行に事前審査を申込む 3〜7日
④ 重要事項説明書・売買契約 ★今回の内容 契約書に署名・捺印、手付金支払い 1日
⑤ 住宅ローン本審査 銀行に本審査を申込む 1〜2週間
⑥ 金銭消費貸借契約 銀行とローン契約を締結 1日
⑦ 決済・引渡し 残金支払い、鍵の受け取り 1日

売買契約で行うこと

項目 内容
重要事項説明 宅地建物取引士から物件・取引条件の説明を受ける
売買契約書の読み合わせ 契約内容を確認し、署名・捺印
手付金の支払い 売主に手付金を支払う(物件価格の5〜10%が目安)

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

売買契約は「法的拘束力が発生する重要なタイミング」です。契約後は簡単にキャンセルできません。「内覧で気に入ったから」と勢いで契約するのではなく、契約書の内容をしっかり確認してから署名・捺印しましょう。

売買契約書で必ず確認すべき7つのポイント

売買契約書には多くの項目がありますが、特に重要な7つのポイントを解説します。

必ず確認すべき7つのポイント

確認ポイント 確認内容 注意点
① 物件の表示 所在地、面積、構造など 登記簿と一致しているか
② 売買代金 物件価格、消費税(該当する場合) 提示価格と相違ないか
③ 手付金の額 金額、支払い方法 相場は物件価格の5〜10%
④ 支払い条件 残金の支払い時期、方法 ローン実行日と合っているか
⑤ 引渡し日 物件の引渡し予定日 入居予定と合っているか
⑥ 付帯設備 エアコン、照明、カーテンレールなど 何が残るか、撤去されるか
⑦ 特約条項 住宅ローン特約、契約不適合責任など 後述で詳しく解説

「付帯設備表」の確認が重要

設備カテゴリ 主な設備 確認ポイント
給湯関係 給湯器、浴室乾燥機 故障の有無、使用年数
空調関係 エアコン、床暖房 残置か撤去か、動作確認
照明関係 照明器具、シーリングライト 残置か撤去か
収納関係 食器棚、下駄箱 造り付けか置き型か
その他 カーテンレール、物干し、アンテナ 残置か撤去か

💡 付帯設備でよくあるトラブル

「エアコンが付いていると思っていたら撤去されていた」「給湯器が故障していた」というトラブルは非常に多いです。付帯設備表で「有・無・故障」をしっかり確認し、不明点はその場で質問しましょう。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

売買契約書は専門用語が多く、読み合わせだけでは理解しきれないことも。わからないことは遠慮なく質問してください。「こんなこと聞いていいのかな」と思う必要はありません。不動産会社の担当者は丁寧に説明してくれます。

手付金の相場と注意点

手付金は売買契約時に支払う重要なお金です。相場と注意点を確認しましょう。

手付金の基本

項目 内容
相場 物件価格の5〜10%(売主が業者の場合は20%が上限)
支払い方法 現金または銀行振込
性質 「解約手付」として機能(手付放棄で解約可能)
最終的な扱い 決済時に売買代金の一部に充当

物件価格別・手付金の目安

物件価格 手付金5% 手付金10%
3,000万円 150万円 300万円
4,000万円 200万円 400万円
5,000万円 250万円 500万円
6,000万円 300万円 600万円

手付金に関する注意点

注意点 内容
① 現金で用意が必要 住宅ローンには含められない。自己資金で準備
② 手付放棄で解約可能 買主都合の解約は手付金を放棄(戻ってこない)
③ 売主からの解約は倍返し 売主都合の解約は手付金の2倍を買主に支払う
④ 保全措置の確認 売主が業者の場合、手付金の保全措置があるか確認

⚠️ 手付金が少なすぎるリスク

手付金を少なくすると、売主が「手付倍返し」で契約を解除しやすくなります。人気物件の場合、より高い価格で買いたいという人が現れて、売主が契約解除するリスクがあります。相場の5〜10%は確保しましょう。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

手付金は「本気度を示すお金」です。町田市・相模原市エリアでは、人気物件は競争になることも。手付金が少なすぎると売主に「本気じゃないのかも」と思われることもあります。無理のない範囲で、相場程度の手付金を用意しましょう。

ただし、相場の金額が用意できない場合でも、事前にご相談いただければ少額の手付金でも契約できる場合があります。「手付金が足りないから諦めよう」と思う前に、まずはご相談ください。

特約条項の確認ポイント|住宅ローン特約など

特約条項は売買契約の中でも特に重要な部分です。必ず確認しましょう。

主な特約条項

特約 内容 重要度
住宅ローン特約 ローン審査が通らなかった場合、無条件で契約解除できる ★★★
契約不適合責任 引渡し後に発見された欠陥に対する売主の責任範囲 ★★★
引渡し前の滅失・毀損 引渡し前に物件が損傷した場合の取り決め ★★☆
現状有姿 現在の状態のまま引き渡す(修繕なし) ★★☆

住宅ローン特約の確認ポイント

確認項目 内容
融資申込先 どの金融機関に申し込むか明記されているか
融資金額 申し込む金額が明記されているか
特約の期限 いつまでに審査結果が出る必要があるか
否認時の対応 審査否認の場合、手付金は全額返還されるか

契約不適合責任の確認ポイント

売主 責任期間の目安 備考
不動産業者(売主) 引渡しから2年以上 宅建業法で義務付け
個人(売主) 引渡しから3ヶ月〜1年程度 契約で定める(免責の場合も)

💡 「契約不適合責任免責」とは

中古物件で個人が売主の場合、「契約不適合責任免責」(引渡し後の欠陥について売主は責任を負わない)と定められていることがあります。この場合、引渡し後に雨漏りや設備故障が発覚しても、買主が自己負担で修繕することになります。特約の内容を必ず確認しましょう。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

住宅ローン特約は「ローンが通らなかった時の保険」です。この特約がないと、ローンが否認されても手付金が戻ってきません。必ず住宅ローン特約が入っていることを確認してください。期限も重要です。審査に時間がかかりそうな場合は、期限の延長を相談しましょう。

契約当日の流れと持ち物

契約当日に慌てないよう、流れと持ち物を確認しておきましょう。

契約当日の流れ

順序 内容 所要時間目安
重要事項説明(宅地建物取引士から) 60〜90分
売買契約書の読み合わせ 30〜60分
署名・捺印 10〜20分
手付金の支払い 5〜10分
今後のスケジュール確認 10〜20分

※合計2〜3時間程度かかります

契約当日の持ち物チェックリスト

持ち物 備考
☐ 実印 認印でも可の場合あり(事前確認)
☐ 本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカードなど
☐ 手付金 現金または振込(事前確認)
☐ 収入印紙代 契約書に貼付(不動産会社が用意することも)

収入印紙の金額

売買代金 印紙税額(軽減後)
1,000万円超〜5,000万円以下 1万円
5,000万円超〜1億円以下 3万円

※2027年3月31日まで軽減税率適用

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

契約当日は2〜3時間かかります。重要事項説明は専門用語が多く、集中力が必要です。体調を整えて、余裕を持って臨みましょう。また、わからないことはその場で質問してください。「後で聞こう」と思っていると、忘れてしまいます。

契約後のキャンセルはできる?解除の条件

契約後にキャンセルしたくなった場合、どうなるのでしょうか。

契約解除の4つのパターン

解除パターン 条件 手付金の扱い
① 住宅ローン特約による解除 ローン審査が否認された 全額返還
② 手付解除(買主都合) 買主が自己都合で解約 放棄(戻らない)
③ 手付解除(売主都合) 売主が自己都合で解約 倍返し(手付金×2を受け取る)
④ 違約解除 相手方の契約違反 違約金(売買代金の10〜20%)

手付解除の期限に注意

⚠️ 手付解除には期限がある

手付解除ができるのは、「相手方が契約の履行に着手するまで」です。具体的には、売主が所有権移転の準備を始めたり、買主がローン契約を締結したりすると、手付解除ができなくなります。その後の解除は違約金(売買代金の10〜20%)が発生します。

違約金の金額例

売買代金 違約金10% 違約金20%
3,000万円 300万円 600万円
4,000万円 400万円 800万円
5,000万円 500万円 1,000万円

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

契約後のキャンセルは大きな金銭的損失を伴います。「やっぱりやめたい」と思っても、手付金(100〜500万円)は戻ってきません。契約前に十分に検討し、「本当にこの物件でいいか」を確認してから契約しましょう。

売買契約でよくあるトラブルと対処法

売買契約でよくあるトラブルと、その対処法をご紹介します。

よくあるトラブルと対処法

トラブル 原因 対処法
付帯設備の認識違い 「付いている」と思っていた設備がなかった 付帯設備表を細かく確認
引渡し日の変更 売主の都合で引渡しが遅れた 遅延損害金の取り決めを確認
ローン審査の遅延 審査に時間がかかり期限に間に合わない 早めに銀行と相談、期限延長を交渉
契約後に欠陥発覚 契約後に物件の問題がわかった 契約不適合責任の範囲を確認
境界トラブル 隣地との境界が不明確 境界確定の有無を事前確認

リアルな声

😢 トラブル例①:エアコンがなかった

「内覧時にエアコンがあったので、当然付いてくると思っていた。でも引渡し時には撤去されていて、付帯設備表を見たら『撤去』になっていた。確認しておけばよかった…」(町田市・30代男性)

✅ 成功例:事前に質問して安心

「契約時にわからないことを全部質問した。給湯器の使用年数、エアコンの動作確認、境界杭の位置など。担当者が丁寧に説明してくれて、不安なく契約できた」(相模原市・40代夫婦)

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

トラブルの多くは「確認不足」が原因です。契約前・契約時に不明点を質問すれば、ほとんどのトラブルは防げます。「聞きすぎかな」と思うくらい質問しても大丈夫。不動産会社の担当者は、質問に答えることに慣れています。

20年間1,000件の契約をサポートしたFPのアドバイス

最後に、20年間で1,000件以上の売買契約をサポートしてきたFPから、アドバイスをお伝えします。

売買契約で失敗しないための5つのポイント

ポイント 詳細
① 契約書は隅々まで確認 物件表示、金額、特約条項を必ずチェック
② 付帯設備表を細かく確認 何が残るか、故障はないか
③ 住宅ローン特約を確認 ローン否認時に手付金が返還されるか
④ わからないことは質問 遠慮せず、その場で確認
⑤ 迷いがあるなら契約しない 契約後のキャンセルは大きな損失

契約前チェックリスト

チェック項目 確認内容
☐ 物件に不満はないか 立地、間取り、価格に納得しているか
☐ 住宅ローンの事前審査は通ったか 本審査で否認されるリスクはないか
☐ 手付金は用意できるか 現金で支払う必要がある
☐ 家族の同意は得られているか 契約後に反対されると困る
☐ 疑問点は解消されているか 不明点を残したまま契約しない

💡 FPからのメッセージ

20年間で1,000件以上の契約をサポートしてきましたが、「契約を急かされて後悔した」という方は少なくありません。良い物件は確かに早い者勝ちですが、迷いがあるなら一度立ち止まることも大切です。売買契約は人生で数回あるかないかの大きな決断。納得した上で、自信を持って契約してください。

まとめ|売買契約の注意点

  1. 売買契約書は「物件表示」「金額」「特約条項」を必ず確認
  2. 手付金の相場は物件価格の5〜10%。現金で用意が必要
  3. 住宅ローン特約でローン否認時の手付金返還を確保
  4. 付帯設備表で残る設備・故障の有無を確認
  5. 契約後のキャンセルは大きな損失。迷いがあるなら契約前に解消

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