持ち家の扱いは、結婚前に必ず話し合っておくべきテーマです。しかし進め方を間違えると、相手を傷つけたり関係性にひびが入ることも。FPとして多くのカップルの相談を受けてきた経験から、話し合いのコツをお伝えします。
💬 大原則:「あなたの家をどうするか」ではなく「二人のこれからどうするか」を話し合う。相手の資産に踏み込む話だからこそ、「二人の生活をどう作るか」という視点で話すことが大切です。
よくある場面と、NG→OKの言い換え例
📌 場面①「相手の家に住むのが嫌な場合」
💭 言いたいこと:「あなたの家には住みたくない」
❌ NG:「あなたの家には住みたくない」「前の生活の痕跡が残ってる感じがして嫌」
✅ OK:「二人で一から選んだ家に住むのが夢だった。一緒に新しい家を探したいな」
📌 場面②「売ってほしいけど言い出しにくい場合」
💭 言いたいこと:「その家を売って、二人で新居を買いたい」
❌ NG:「売ってよ」「なんでその家にこだわるの?」
✅ OK:「査定だけ受けてみない?いくらになるか知ってから一緒に考えたい」
📌 場面③「お金の話を切り出す場合」
💭 言いたいこと:「ローンの残高やお金のことを知りたい」
❌ NG:「ローンいくら残ってるの?」(単刀直入すぎる)
✅ OK:「結婚したら家計を一緒に管理したいから、お互いのお金の状況を共有したい。私の貯金や収入も全部話すね」
📌 場面④「相手が売りたくないと言っている場合」
💭 言いたいこと:「どうして売りたくないのか理由を知りたい」
❌ NG:「なんで売らないの?」「そんなにその家が大事なの?」
✅ OK:「その家を残したい理由を聞かせてほしい。一緒に考えたいから」
✅ 話し合いを進める3ステップ
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1
まず「どんな生活をしたいか」をお互いが話す住まいの話から始めず、「どんな暮らしを作りたいか」の理想を共有することが最初のステップ。
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2
お金の現状をお互いオープンにするローン残高・貯金・収入をお互いに共有する。「結婚したら一緒にやっていく」という姿勢が伝わる。
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3
二人でFPに相談に来る意見が割れたとき、第三者のFPに入ってもらうと感情的にならずに話し合いが進みやすくなります。