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物件探し

【町田・相模原】「水害・土砂災害リスク」が低いエリアはどこ?ハザードマップの見方

2025年1月9日

「町田・相模原で水害リスクが低いエリアは?」
「ハザードマップってどこを見ればいいの?」
「災害リスクを考慮した家探しがしたい…」

結論から言えば、町田市・相模原市のどこでも「このエリアなら災害リスクが低い」と一律には言えません。同じ駅の周りでも、川沿い・崖の近く・雨水が集まる低い土地など、物件の場所によって確かめたい地図が変わります。購入前に、物件の住所でハザードマップを確認しましょう。

この記事では、これまで1,000件以上のご相談をお受けしてきたFPが、ハザードマップの見方と、エリアごとに先に確かめたい地図を解説します。

この記事でわかること

ハザードマップとは?確認すべき4つの災害リスク

ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、被害範囲を地図に示したものです。家を購入する前に確認しておきましょう。

確認すべき4つの災害リスク

災害の種類 内容 確認ポイント
① 洪水(浸水) 河川の氾濫による浸水被害 浸水想定区域、浸水深さ
② 土砂災害 がけ崩れ、土石流、地すべり 土砂災害警戒区域・特別警戒区域
③ 内水氾濫 下水道の処理能力を超える雨で浸水 内水浸水想定区域
④ 地震(液状化) 地震による液状化現象 液状化危険度マップ

2020年以降、ハザードマップの重要事項説明が義務化

項目 内容
義務化の時期 2020年8月28日〜
説明内容 水害ハザードマップにおける物件の所在地
対象 すべての不動産取引(売買・賃貸)
背景 近年の豪雨災害の増加

👨‍💼 FPの視点(町田で不動産20年以上の経験から)

家探しでは「駅近」「価格」「間取り」に目が行きがちです。2020年8月からは、売買・賃貸の重要事項説明で水害ハザードマップの説明が義務になり、災害リスクも比べる材料の一つになりました。小さなお子様や高齢のご家族と暮らす場合は、避難のしやすさもあわせて確かめておくのがおすすめです。

町田市のハザードマップ|エリア別リスク解説

町田市のハザードマップは5つの地区に分かれています。エリアごとに、使う地図(地区)と、雨が集まる川(流域)を整理しました(町田市「町名別流域早見表」による)。流域は、浸水想定区域に入るかどうかとは別です。物件の住所で、洪水と内水の地図を確かめてください。

町田市のエリア別|使う地図と流域

エリア 使う地図(地区) 流域
町田駅周辺(原町田・森野・中町) 町田地区 丁目で違う(境川流域/境川と鶴見川の両方/鶴見川流域)
玉川学園 町田地区 鶴見川流域
成瀬・南成瀬・成瀬台 南地区 鶴見川流域(成瀬地域には恩田川が流れる)
南町田・鶴間 南地区 境川流域
鶴川・能ヶ谷・真光寺 鶴川地区 鶴見川流域
忠生・木曽 忠生地区 丁目で違う(境川流域/両方/鶴見川流域)
小山・小山ヶ丘・相原 堺地区 境川流域(相原町と小山ヶ丘の一部は多摩川流域にもかかる)

町田市で注意が必要な河川

河川名 流域の主なエリア
境川 南町田、小山、相原など
鶴見川 鶴川、野津田、図師など
恩田川 成瀬、南成瀬など

📍 町田市ハザードマップの確認先

町田市公式サイト|ハザードマップ
町田市では、洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、地震ハザードマップが公開されています。

👨‍💼 FPの視点(町田で不動産20年以上の経験から)

町田市でも、境川・鶴見川・恩田川の近くや、雨水が集まりやすい低い土地では、浸水想定区域に入る場所があります。「駅近で便利」な物件でも、物件の住所で洪水と内水の地図を確かめてから判断してください。

相模原市のハザードマップ|エリア別リスク解説

相模原市の災害リスクをエリア別に解説します。相模原市は3つの区(緑区・中央区・南区)に分かれています。

相模原市の区別|先に確かめたい地図

区 エリア 先に確かめたい地図
南区 相模大野・東林間・小田急相模原 浸水(内水)。深堀川沿いや浅い谷の場所は特に
南区 古淵 洪水(境川)と土砂災害
南区 原当麻・相武台下(相模川沿い) 洪水(相模川・鳩川・道保川)と土砂災害
中央区 相模原駅・淵野辺・矢部周辺 浸水(内水)。境川に近い側は洪水も
中央区 上溝・光が丘 浸水(内水)。段丘の縁は土砂災害、鳩川に近い物件は洪水
中央区 田名・水郷田名 洪水(相模川)。段丘の縁は土砂災害
緑区 橋本・大沢・城山など 洪水(相模川)と浸水(内水)。斜面・崖の近くは土砂災害
緑区 津久井・相模湖・藤野など 土砂災害。次に洪水(串川・道志川・相模川上流)

※「どの地図を先に見るか」の目安です。「このエリアなら安全」という意味ではありません。

相模原市で注意が必要な河川

河川名 流域の主なエリア
相模川 田名、上溝、当麻、下溝など
境川 相模大野・古淵の一部、相模原駅・淵野辺の境川寄りなど
道志川 津久井など

📍 相模原市ハザードマップの確認先

相模原市公式サイト|ハザードマップ
相模原市では、洪水・土砂災害ハザードマップが区ごとに公開されています。

👨‍💼 FPの視点(町田で不動産20年以上の経験から)

相模原市は、相模川沿いの低地では洪水、段丘の崖の近くでは土砂災害、台地の上の市街地では内水と、場所によって確かめたい地図が違います。相模大野・淵野辺・橋本などの駅の周りでも、内水の地図で物件の前の道路や周りの低い場所を確かめてから判断してください。

ハザードマップの見方と確認ポイント

ハザードマップの見方と、確認すべきポイントを解説します。

洪水ハザードマップの色分け

色 浸水深さ イメージ リスク
黄色 0.5m未満 膝下程度 床下浸水の可能性
オレンジ 0.5m〜3m 1階が浸水 床上浸水、1階居住不可
赤 3m〜5m 2階まで浸水 2階以上への避難必要
濃い赤 5m以上 2階以上も浸水 垂直避難でも危険

※色分けは市や地図によって異なります。深さの区分は、各地図の凡例で確かめてください。

土砂災害警戒区域の種類

区域 通称 内容 建築制限
土砂災害警戒区域 イエローゾーン 土砂災害のおそれがある区域 なし(避難体制の整備)
土砂災害特別警戒区域 レッドゾーン 建物倒壊など生命に危険が及ぶおそれ 開発許可・建築確認で制限あり

ハザードマップ確認チェックリスト

確認項目 確認内容
☐ 洪水浸水想定区域 色がついていないか?ついている場合は浸水深さを確認
☐ 土砂災害警戒区域 イエローゾーン・レッドゾーンに入っていないか
☐ 内水氾濫 下水道の処理能力を超えた場合の浸水リスク
☐ 避難場所 最寄りの避難場所はどこか、徒歩何分か
☐ 避難経路 避難経路に危険な場所(川沿い、崖)はないか

💡 便利なハザードマップ確認ツール

国土交通省|重ねるハザードマップ
住所を入力するだけで、洪水・土砂災害・津波など複数の災害リスクを一度に確認できます。物件探しの際に便利です。

👨‍💼 FPの視点(町田で不動産20年以上の経験から)

ハザードマップは「想定最大規模」の災害を想定しています。「1000年に1度の大雨」が前提なので、実際にその通りに浸水するとは限りません。ただし、近年は「想定外」の豪雨が増えているのも事実。色がついている場所は「リスクがある」と認識して、購入を検討してください。

災害リスクと不動産価値・住宅ローンの関係

災害リスクは不動産の価値や住宅ローンにも影響します。

災害リスクと売却時の注意点

リスク区域 売却時の注意点
浸水想定区域 重要事項説明で、水害ハザードマップ上の位置が説明される
土砂災害警戒区域(イエロー) 重要事項説明で説明される
土砂災害特別警戒区域(レッド) 開発・建築に制限があり、売却に時間がかかる場合も

火災保険・地震保険の注意点

保険 水災補償 注意点
火災保険 水災補償をつけるかどうか選択可能 浸水想定区域では、付けるかを慎重に検討
地震保険 火災保険とセットで加入 津波被害も地震保険で補償

⚠️ 水災補償をつけないリスク

火災保険の保険料を抑えるために「水災補償なし」を選ぶ方もいますが、浸水想定区域の物件では慎重に考えたい選択です。水害で家が浸水しても補償を受けられません。ハザードマップで色がついているエリアでは、水災補償を外す前に、浸水の深さ・建物の構造・住む階と、家計への影響を確かめてください。

👨‍💼 FPの視点(町田で不動産20年以上の経験から)

価格が周りより手ごろな物件は、災害リスクを含めて理由を確かめてください。将来売るときも、重要事項説明で同じ地図が買主に示されます。「安いから」だけで決めず、長い目で判断しましょう。

災害リスクを考慮した家探しのポイント

災害リスクを考慮しながら、理想の家を探すポイントを解説します。

災害リスクを抑える物件選びのポイント

ポイント 詳細
① 地形を確かめる 川沿いの低地・段丘の崖の近く・雨水が集まる低い場所かを見る
② 崖から離れる 崖の上・下どちらも土砂災害リスクあり
③ 地盤を確認する 埋立地、田んぼの跡地は液状化リスクあり
④ 避難場所を確認 避難場所まで徒歩圏内か
⑤ 周辺環境を歩いて確認 用水路、ため池、急傾斜地がないか

浸水想定区域の物件を検討する場合

対策 内容
① 浸水深さを確認 0.5m未満なら床下浸水程度、1m以上は要注意
② 建物の構造を確認 RC造、高基礎の建物は浸水に強い
③ 2階以上を検討 浸水の深さと比べて、住む階が浸水しないかを確かめる
④ 水災補償を検討する 地図の結果・建物の構造・住む階と家計で判断
⑤ 過去の浸水履歴を確認 実際に浸水したことがあるか

エリアを比べるときの確認の順番

手順 内容
① 住所で見当をつける 国の「重ねるハザードマップ」に物件の住所を入れる
② 市の地図で確かめる 洪水・浸水(内水)・土砂災害の地図で、位置と深さを見る
③ 現地を歩く 道路の傾き、低い場所、崖や擁壁を見る
④ 早めに説明を受ける 購入の申込み前に、不動産会社にハザードの説明を求める
⑤ 家計で確かめる 水災補償の保険料を含めて、返済を続けられるかを見る

👨‍💼 FPの視点(町田で不動産20年以上の経験から)

町田市・相模原市は、台地・丘陵・川沿いの低地が入り組んでいて、同じ駅の周りでも物件の場所によって確かめたい地図が変わります。「便利だから」「安いから」だけで決めず、候補の物件を同じ地図で見比べてから判断するのがおすすめです。小さなお子様や高齢のご家族と暮らす場合は、避難場所までの道も確かめておきましょう。

町田で不動産20年以上の経験から伝えたいFPのアドバイス

最後に、これまで1,000件以上のご相談をお受けしてきたFPから、アドバイスをお伝えします。

災害リスクと向き合う家探しのポイント

ポイント 詳細
① ハザードマップを購入前に確認 購入前に自分の目で確認することが大切
② 価格の理由を確かめる 手ごろな価格の理由に、災害リスクが含まれていないか
③ 現地を歩いて確認 地図だけでなく、実際に周辺を歩いてみる
④ 水災補償は外す前に確かめる 浸水の深さ・構造・住む階と家計で判断
⑤ 将来の売却も考慮する 売るときも、重要事項説明で同じ地図が買主に示される

ハザードマップ確認の最終チェックリスト

チェック項目
☐ 洪水浸水想定区域に入っていないか
☐ 土砂災害警戒区域に入っていないか
☐ 内水氾濫のリスクはないか
☐ 液状化のリスクはないか
☐ 最寄りの避難場所を確認したか
☐ 過去の災害履歴を確認したか

💡 FPからのメッセージ

町田で20年以上、不動産の仕事をしてきました。家は一生で大きな買い物です。便利さや価格だけでなく、災害のリスクと、そのときの家計への影響まで含めて比べることが、長く暮らせる家選びにつながります。ハザードマップを確認して、納得できる家を見つけてください。

まとめ|ハザードマップで納得の家探し

  1. ハザードマップは購入前に確認:洪水・土砂災害・内水氾濫をチェック
  2. エリアで一律には判断できない:同じ駅の周りでも、物件の場所で確かめる地図が違う
  3. 浸水想定区域の物件は慎重に:価格が安い理由を理解する
  4. 水災補償は外す前に確かめる:浸水の深さ・構造・住む階と家計で判断
  5. 高台でも内水・崖は確認:台地の上でも、低い場所や斜面の近くがある

災害リスクを考慮した家探し、お手伝いします

FPマイスターホームでは、ハザードマップの確認から物件選びまでトータルでサポートします。

「気になる物件の災害リスクを確認したい」「エリアごとの違いを知りたい」という方、お気軽にご相談ください。

🙌 相談は完全無料、しつこい営業は一切いたしません。

細井誠

FPマイスターホーム 代表

細井 誠(宅地建物取引士・AFP)

💡 FPからのワンポイント

ハザードマップの確認は、購入前に欠かせない作業です。特に相模原市は丘陵地も多く、土砂災害リスクのエリアが存在します。購入前に確認しておくのがおすすめです。

詳しくは、お気軽にご相談ください。相模原在住40年以上・FP×宅建士が親身にお答えします。

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