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【町田・相模原】引き渡し前チェックリスト|見落としがちな5項目をFPが解説

2025年1月7日

「引き渡し前に何を確認すればいい?」
「新築と中古で違いはあるの?」
「引き渡し後に後悔したくない…」

結論から言えば、新築と中古では引き渡し前の確認内容が大きく異なります。新築は内覧会で細かくチェックできますが、中古は「現況有姿」が基本です。

この記事では、町田市・相模原市エリアで20年間1,000件以上の引き渡しに立ち会ってきたFPが、新築・中古それぞれのチェックポイントを解説します。

この記事でわかること

新築と中古で異なる「引き渡し前確認」

まず大前提として、新築と中古では引き渡し前の確認の考え方が大きく異なります

新築と中古の引き渡し前確認の違い

項目 新築 中古
引き渡し前確認 内覧会(完成見学会)あり 基本的になし(現況有姿)
時期 引き渡しの1〜2週間前 契約前の見学で終了
居住中物件の場合 引き渡し前に空家確認
不具合の対応 補修を依頼できる 現況有姿が基本

💡 「現況有姿」とは

中古物件は「現在の状態のまま引き渡す」のが一般的です。契約前の見学時に確認した状態で引き渡しとなるため、契約前の見学が非常に重要になります。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

中古物件は売主が個人の場合が多く、細かい部分まで保証することが難しいのが現実です。売主にも次の生活があります。「完璧な状態」を求めるのではなく、全体として問題がないかを確認するという姿勢が大切です。

【新築】内覧会で確認すべきポイント

新築物件では、引き渡し前に「内覧会(完成見学会)」が行われます。

内覧会の基本情報

項目 内容
時期 引き渡しの1〜2週間前
所要時間 1〜2時間
参加者 買主、売主(業者)、不動産会社
目的 完成状態の確認、不具合があれば補修依頼

内覧会で確認すべき主なポイント

カテゴリ 確認内容
建具の動作 ドアの開閉、鍵のかかり具合、クローゼットの扉
水回り 水漏れ、排水の流れ、水圧
設備の動作 換気扇、インターホン、照明、コンセント
付帯設備 契約どおりの設備が揃っているか
オプション工事 依頼した内容が反映されているか
本数、種類の確認

設備の動作確認チェックリスト

設備 確認内容
☐ 換気扇 キッチン、浴室、トイレの換気扇が動作するか
☐ インターホン モニター映像、音声が正常か
☐ 照明 全ての照明が点灯するか
☐ コンセント 全てのコンセントが使えるか
☐ 水回り 水漏れ、排水の流れを確認
☐ 建具 ドア・引き戸の開閉がスムーズか

💡 給湯器の確認について

内覧会の時点ではガスが止められていることが多いです。給湯器やガスコンロの動作確認は、引き渡し後にガス会社と立会いで開栓してから行うのが一般的です。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

新築の内覧会では、全体として問題がないかを確認することが大切です。細かい部分を気にしすぎると、本当に重要なポイントを見落としてしまうことも。「木を見て森を見ず」にならないよう、全体を見渡す視点を持ちましょう。

【中古】空家確認で見ておくべきポイント

中古物件は「現況有姿」が基本のため、契約前の見学で確認することが重要です。ただし、居住中の物件は引き渡し前に「空家確認」を行います。

中古物件の確認タイミング

物件の状態 確認タイミング 確認内容
空家の場合 契約前の見学 現況有姿で確認、以降は基本なし
居住中の場合 引き渡し前に空家確認 売主の荷物が撤去されたかを確認

空家確認で見ておくポイント

確認項目 確認内容
☐ 残置物 撤去されるべき物が残っていないか
☐ 付帯設備 付帯設備表どおりの設備があるか
☐ 鍵 本数、種類の確認
☐ 清掃状態 契約どおりの状態か(ハウスクリーニングの有無)

残置物の確認チェックリスト

場所 確認内容
☐ 収納内 クローゼット、押入れ、物入れの中
☐ キッチン シンク下、吊り戸棚、引き出しの中
☐ 浴室・洗面 洗面台下、浴室の棚
☐ バルコニー 物干し台、プランター
☐ 庭・駐車場 物置、自転車など

鍵の確認

確認項目 確認内容
☐ 玄関鍵の本数 何本あるか(通常2〜3本)
☐ 鍵の種類 ディンプルキー、カードキーなど
☐ その他の鍵 勝手口、物置、門扉、ポストなど
☐ 動作確認 全ての鍵が問題なく使えるか

💡 鍵の交換について

中古物件の場合、前の所有者がスペアキーを持っている可能性があります。防犯上、引き渡し後に鍵を交換することをおすすめします。費用は3〜5万円程度です。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

中古物件は「現況有姿」が基本です。引き渡し前の空家確認は、あくまで「売主の荷物が撤去されたか」「付帯設備表どおりか」を確認する場です。細かい部分を指摘しても、契約内容を変更することはできません。大きな問題がないかを確認するという姿勢で臨みましょう。

引き渡し当日の流れと持ち物

引き渡し当日の流れと、必要な持ち物を確認しましょう。

引き渡し当日の流れ

順序 内容 場所 所要時間
金融機関でローン実行・残金決済 銀行 1〜2時間
諸費用の精算(固定資産税等) 銀行
所有権移転登記の手続き 銀行(司法書士が対応)
鍵の受け取り 銀行 or 現地
現地での確認(必要に応じて) 物件 30分程度

引き渡し当日の持ち物チェックリスト

持ち物 備考
☐ 実印 登記関係書類への捺印
☐ 銀行届出印 ローン実行のため
☐ 本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカードなど
☐ 通帳・キャッシュカード 残金決済のため
☐ 諸費用(現金) 登記費用、仲介手数料など

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

引き渡し当日は朝から動くことが多く、疲れます。銀行での手続きが午前中、鍵の受け取りが午後というスケジュールが一般的です。時間に余裕を持って、体調を整えて臨みましょう。

引き渡し後の設備確認と対応

引き渡し後に行う設備確認と、不具合があった場合の対応について解説します。

引き渡し後に確認する設備

設備 確認タイミング 備考
給湯器 ガス開栓後 ガス会社との立会いで開栓
ガスコンロ ガス開栓後 ガス会社との立会いで開栓
エアコン 入居後 冷房・暖房の動作確認
その他設備 入居後 実際に使用しながら確認

不具合があった場合の対応

ステップ 内容 ポイント
不具合の状況を写真・動画で記録 日付がわかるように
不動産会社に連絡 できるだけ早く
契約内容・付帯設備表を確認 「故障なし」の記載があるか
売主・業者と協議 補修してもらえるか、経年劣化で自己負担か

⚠️ 中古物件の設備について

中古物件の設備は経年劣化があることが前提です。付帯設備表で「故障なし」と記載されている設備が故障していた場合は売主に相談できますが、経年劣化による不具合は自己負担での対応となることが多いです。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

引き渡し後の設備トラブルは「付帯設備表に何と書いてあるか」がポイントになります。「故障なし」と記載されていた設備が故障していた場合は売主に相談できますが、「経年劣化あり」や「現状のまま」と記載されている場合は、基本的に自己負担となります。契約前に付帯設備表をしっかり確認しておくことが大切です。

引き渡し前後でやるべき手続き一覧

引き渡し前後には様々な手続きが必要です。漏れがないようにチェックしましょう。

引き渡し前にやるべき手続き

手続き 届出先 タイミング
☐ 転居届(転出届) 現住所の市区町村 引っ越しの14日前〜当日
☐ 電気の契約 電力会社 引き渡し日の1週間前
☐ ガスの開栓予約 ガス会社 引き渡し日の1週間前(立会い必要)
☐ 水道の開栓 水道局 引き渡し日の1週間前
☐ インターネット契約 プロバイダー 工事日の調整が必要(早めに)
☐ 火災保険の加入 保険会社 引き渡し日までに

引き渡し後にやるべき手続き

手続き 届出先 期限
☐ 転入届 新住所の市区町村 引っ越しから14日以内
☐ 運転免許証の住所変更 警察署、運転免許センター 速やかに
☐ マイナンバーカードの住所変更 新住所の市区町村 転入届と同時に
☐ 銀行口座の住所変更 各金融機関 速やかに
☐ クレジットカードの住所変更 各カード会社 速やかに
☐ 郵便物の転送届 郵便局 引っ越し前に手続き可能

📍 町田市・相模原市エリアの届出先

町田市:町田市役所(町田市森野2-2-22)
相模原市:各区役所(緑区・中央区・南区)
転入届は、引っ越し後14日以内に届出が必要です。届出先の窓口や必要書類は各市区町村のホームページで確認してください。

👨‍💼 FPの視点(20年の経験から)

引き渡し前後は手続きが集中して大変です。リストを作って一つずつ消していくのがおすすめ。特にガスの開栓は立会いが必要なので、早めに予約しましょう。引っ越しシーズンは予約が取りにくくなります。

20年間1,000件の引き渡しに立ち会ったFPのアドバイス

最後に、20年間で1,000件以上の引き渡しに立ち会ってきたFPから、アドバイスをお伝えします。

新築・中古それぞれのポイント

物件タイプ ポイント
新築 内覧会で全体を確認。細かい部分より全体として問題がないかを見る
中古 現況有姿が基本。契約前の見学で気になる点は確認しておく

引き渡し前後のチェックリスト

タイミング チェック項目
引き渡し前 ☐ 火災保険 ☐ ライフライン(電気・ガス・水道) ☐ インターネット ☐ 転出届
引き渡し当日 ☐ 実印 ☐ 届出印 ☐ 本人確認書類 ☐ 通帳 ☐ 諸費用(現金)
引き渡し後 ☐ ガス開栓 ☐ 設備動作確認 ☐ 転入届 ☐ 住所変更 ☐ 鍵の交換検討

💡 FPからのメッセージ

20年間で1,000件以上の引き渡しに立ち会ってきましたが、「思っていたのと違う」というトラブルの多くは、契約前の確認不足が原因です。特に中古物件は現況有姿が基本。契約前の見学で気になる点があれば、その場で確認・相談してください。引き渡し後は「契約どおり」の引き渡しとなります。新生活のスタート、応援しています!

まとめ|引き渡し前チェックリスト

  1. 新築は内覧会あり、中古は「現況有姿」が基本
  2. 中古の居住中物件は、引き渡し前に空家確認を行う
  3. 給湯器などガス設備は、引き渡し後にガス開栓して確認
  4. 中古物件は鍵の交換を検討(費用は3〜5万円程度)
  5. ライフラインの手配は早めに(特にガスは立会い必要)

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